キャリアアップ プリンセス☆ローズの目指せプロご主人様への道 未選択 忍者ブログ

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あれ?
気づいたら日曜日も終わりかけ??

忙しいから、さらっとブログさぼったら、
あっという間に時間が経ってますね。

ちくしょー。
まだ、今月の月マガ読んでないよー。\(^o^)/

その時の忙しさを図るバロメーターは、
週刊誌の漫画とかを読めてるかどうかですね。

マックス忙しくなると、
毎日ジャンプが発売してる気分になる。\(^o^)/


燻製バー行きたかったなー。
ふうたんとまりちゃんとかほぼ丼じゃん。\(^o^)/

でも、メイドも良いけど、
年頃のお姉さんたちだったら、
私服にエプロンとかのほうが、
みんな喜びそうなのに。。。

ふうたんが最近メイドしてるから、
そーいうところ工夫したらいいのにな。
もったいない。。。\(^o^)/


と、いうことで、
恒例のなんでも文句つけちゃうおじさんは、この辺にしておいて、今日はコメント返し。

みんな、意外に読んでるじゃん。\(^o^)/


>あおい姫

わー。みんなに全然関係ないアキバ編を読んでくれてありがとー。\(^o^)/

このリアリティあふれる青春孤独劇。たのしーでしょー。\(^o^)/


連絡先交換したら、お友達になれたかなー?

この業界特有の、
「システムの中ではお互い会話できるけど、システムが無い自由な関係では、いつどんな風に話し合ったらいいかわからない」と、いうコミュ障の集まりだから、きっと続かなかったと思うなー。

ローズは、メイドとかの関係なしに、プライベートで続いてる友人関係なんて男女問わずないもの。\(^o^)/

でも、続いていたから良いというわけでもないので、その時のお互いが、お互いの支え?成長?に繋がったら嬉しかったな。と、思い出したりするおじさんの美しい思い出です。\(^o^)/


>キャシさん

出すわ。\(^o^)/

私、本に出して、全面拡大印刷して、タイディカフェで個展するわ。\(^o^)/

そして、ローズの個展に来たかどうかで、ローズのこと好きかどうか見極めるね。\(^o^)/

うわーーーー。
誰も来ないから俺は孤独だーーーーー\(^o^)/


と、いうか、この本出したら、あまりにも自分大好きすぎて引きますね。\(^o^)/

自分爆発ローズにもほどがあるわ。\(^o^)/

キャシーさんの登場は、だいたい2週間後くらいだと思います。\(^o^)/

それまでは、テキトーに読み流しながら、ローズがなぜアンダンテに通いだしたかを楽しみに待っていてください。\(^o^)/



6月14日 ふうじゃら@タイディ

6月16日 なおちゃん@にこいち

6月25日 なおちゃん@ライムライト

6月25日 ふうたん@すみのえ

6月28日 ふう・あん@ごぼうカフェ
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いつやるか?

いまでしょ!!


一昔前に一世を風靡した言葉だが、入学説明会で何をしているのかと、言えば、端的に言えば、今でしょ。のような言葉で、訪れた人の気持ちを固めてあげるのが、一番のお仕事だ。

もちろん感情面での揺さぶりだけではなく、きちんとした学費、システム、入学手続きの説明まですべて60分で完了させなくていけない。

一組だけなら多少時間をオーバーすることも可能だが、繁忙期には一日で6~8組の説明会を担当することもあるので、一組5分の遅れでも3組後には、15分の遅れになってしまうので、時間のコントロールは必須の技術となる。

場合によっては遅刻してくるお客さんもいるし、予約なしで飛び込みでくるお客さんがいるので、短い場合は30分前後まで短縮する技術が必要になる。

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はじめは肉体労働でもないから、6連勤くらいなんてことないだろう。と、思っていたが、いざ説明会に入ってみるとめちゃくちゃしんどい。

まず、何がしんどいうかというと、物理的に休憩が取れないことがしんどい。60分1回の説明会だけならなんてことはないが、3個~4個と連続で入るともはや呼吸困難になる。

ずーーーーーっとしゃべりっぱなしなので、脳に酸素が行き届かなくて、説明会の途中で一瞬自分が何をしゃべっていたのか記憶が無くなる瞬間がある。

あとは、立て続けに説明会をしているのでトイレに行く時間もなく、ご飯を食べる時間もなく、頭の中では、「トイレに行きたいな」「おなかすいたな」「眠いな」の、最も根本的な人間の欲求しか思い浮かばなくなる。

これが一日だけなら、今日は忙しかったな。で、終わるが、これが毎日の日常だと正直つらいというのが本音だった。

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「ストレスが溜まった時に、どうやって発散しますか?」

と、いうのは、中途採用面接での定番の質問だが、この当時の、、、というか当時ではなくてもローズのストレス発散法は、食べることだった。

本当は色々なメイド喫茶なんかを回りたがったが、仕事が終わるのがおおよそ21:30前後だったので、当時はどこのコンカフェも22:00には終わっており、唯一空いていたe-maidに毎日通って、エビフライ・ハンバー区・クリームコロッケ・ベーコンステーキのMixCセットを食べていた記憶がある。

当時は大盛でも1000円くらいで、やよい軒レベルの普通の定食屋に行くよりは、全然量も味も上なのでかなり満足できていた記憶がある。

ここで、少しだけでもメイドさんと話せればその後もe-maidに通っていたかもしれないが、ほぼ一か月毎日通っても、話してもらえないし、名前も覚えてもらえないところが少しだけ残念だった。

メイド喫茶が、カフェなのか、お話しできる場所なのかは、店によって魅せ方が違うのだろうが、どんなサービス業でも毎日通うお客さんをキャッチできないのは、致命傷だったかもしれない。

ほんのちょっとの出会いとすれ違いで、人生は大きく変わっていく。

ローズは、単身大阪に乗り込んでいたが、いまだ自分の居場所を見つけられないままだった。

へいへいへーい。\(^o^)/

三時間近くもパソコンと向き合ってるよ。\(^o^)/

今日は、そんなにみんな歌わないので、雰囲気にかなりまとまりが出てるねー。なんか良い感じ。

歌をお客さんに歌わせると、接客の手間が省けるけど、それだけお客さんとの接触時間が減るし、歌を勧めて成功しても、売り上げに寄与しないんですよね。。。

カクテルもせっかく面白いウリになったのに、課金しないのはもったいなー。500円とは言わなくても100円・200円ならみんな払うのに。

500円の料理で一気に取るよりも、100円、200円でコツコツ徴収しないと。。。\(^o^)/
そもそも料理は、原価と手間で50%くらい引かれちゃうから、そんなに儲からないんだよなー。と、思ってしまうぼっち時間。\(^o^)/




ということで最近あったことの最終回は、キャサリンさんのお誕生日会だよー。\(^o^)/

毎年誘われているけど、たぶん今まで参加したことないので、今年が初参加・・・ですかね?\(^o^)/

今年は、モデル出身のキャサリンさんの本領発起?で写真展が開かれてましたが、めちゃくちゃすごかったですね。\(^o^)/

なにあれ?
おけつまるだしすぎるでしょ。\(^o^)/

はんだしじゃなくて、
まるだしすぎでしょ。\(^o^)/

そして、自分でスカートめくり過ぎ。
パンツ見せすぎ。\(^o^)/

何あれ?
わたしもそうまどりるになりたい。
そして、女の子に自分でパンツめくらせた写真撮りたい。\(^o^)/


私、自分に娘が出来たら、メイドになってもいいし、個室でリフレをしても良いし、地下アイドルになってもいいけど、モデルだけは、ダメだなー。って、思いました。\(^o^)/


歌をうたうのが上手い、
お料理をするのが上手い、
衣装を作るのが上手い、
リフレをするのが上手い、

色々な特技を活かして、自分だけの得意分野を持ってる女の子が多い世界ですが、ローズが唯一手を出したことが無い世界が、撮影会の世界なんですよねー。

水着だったり、きわどい衣装で撮影会が1枠1万円とかでやってたりしますが、これは参加したい・・・じゃなくて、なんかすごい世界だな。と、思いました。\(^o^)/

ただ、念のためを言えば、キャサリンさんくらい美しくて、スレンダーな人ならもちろん素晴らしい写真展でしたけどね。

その人の成長の度合いを、写真。と、いうもので世界にとどめておけるのは、なかなか素敵なものでもありますね。

美人な人はうらやましい。

ローズは、ひたすら文字でしか残っていない。\(^o^)/











と、いう感じで写真展がメインでしたが、最後はクラムカフェで打ち上げ記念パーティーが行われましたね。

最初から、なんでクラムなんかでやるんだろう。と、思ってましたが、案の定?、立ち飲みが出るほどの、超満員でしたね。

まぁ、1/3は元・ダンテのメンバーで、同窓会みたいな雰囲気でしたが、それだけ強いきずなで結ばれた関係が、むしろキャサリンさんの人柄の良さを物語っていましたね。


そして、恒例の?グダグダイベントたーいむでしたが、なんていうか・・・あの、、、、キャサリンさんらしい素敵なイベントでした。

クラムカフェで歌リクって、どうやって歌うんだろう。と、思ったらまさかの「アカペラ」\(^o^)/


歌詞、持参済みかよ。\(^o^)/


ギターも、練習したんだろうけど、結構思い切ってやりきったな。\(^o^)/


これはね。すごいと思うの。
これは、本当にすごい。素敵。
心から尊敬しています。


キャサリンさんのすごいところは、自分がやりたいと思ったことを、最後までやり切ってしまうことなんです。最後までやり切る感。\(^o^)/

普通の人が、まだ練習が足りないから。人に見せられるものじゃないから。と、いうことを言い訳にして何もしないのをしり目に、どんどん先へ進んでいってしまう。

もちろんそこには失敗することも、上手くいかないこともあるけれど、それよりもなによりも「自分のやりたいこと」を優先している。

最高ですよね。


だって、誰かのために生きているわけじゃなくて、自分の為に生きてるんだから。


ちょっと頑張り過ぎて、体調とか壊しちゃうところがあったりで心配してるけど、キャサリンさんのことは、これからも応援しています。\(^o^)/

ライムライトに、何かと、色々、頑張ってね。\(^o^)/

へいへいへーい。\(^o^)/

今日はお酒飲んでないから筆の進みが早いぜー。\(^o^)/

なおちゃんは、ビブラートの響きがめちゃくちゃきれいだなー。

歌のうたいかたにも性格がでるよねー。
すごい真面目な歌い方。\(^o^)/


と、いうことで独り言を言い続ける寂しいお客さんのローズさんの最近の日常その2。


この前は、ふうたん開催のすっぴんカフェに行ってきましたよ。\(^o^)/



なんで急にすっぴんカフェしてるんだろー。って、みんな思ったかもしれませんが、東京と北海道ですでにレギュラーでやられている繁盛店らしいですね。

http://s-naturalia.com/

いや、個人的にはすっぴんすごい好きなので、楽しかったんですけどね。周りの人の興味の無さにびっくりした。\(^o^)/

せっかくアイドルが衝撃?のすっぴんカフェやってるのに、みんな触れなさすぎやろ。\(^o^)/もっと盛り上がれよ。\(^o^)/

個人的にすっぴんみたいアイドルたくさんいるんだよなー。×××さんとか××x××さんとか。\(^o^)/

ふうたん次回もやって呼んでくれないかなー。\(^o^)/

ローズは常識あるから、ちゃんと伏字にしてるよ。\(^o^)/

ちなみに、りこちゃんだったら、アンダンテに高確率ですっぴんでいるので興味がある人は来たらいいよ。\(^o^)/


と、いう話はどうでも良くて、久々にふうたんのカフェに来たような気がするんですが、なんかこの日のカフェ、めっちゃピリピリしてなかった?\(^o^)/

働く女の子はすっぴんだけど、訪れるお客さんの気持ちはすっぴんじゃない感じ、、、好きだよ。\(^o^)/


と、いうのも、ふうたんの絶え間ない努力で、ふうたんは、今をもってなお、新規客や難易度の高い客?(ローズ含む)をどんどんつかんでくるんですよねー。

個人的には、せ××さんがなぜ来てるのか謎すぎるのですが、それはもはや才能なのかもしれません。\(^o^)/

とりあえず、顔見知りの旧知の仲の人だけじゃなくて、常連+新規のごちゃまぜの雰囲気がなんとも表現しがたい感じでこれからの課題かもしれませんね。

おりしも?ふうたんは、新しいお店を近々開くそうですが、これはある意味成長のチャンスですね。

ふうたんは、しゃべりの能力が高く、たくさんのお客さんを呼び寄せる集客力は高いのですが、集めたお客さんを同時に複数満足させるためには、ひとりではいずれ限界が来てしまいます。

前にも書いたことありますが、一億総主役時代の現代においては、わき役とかサブのポジションに徹する人は減りましたよね。カフェで言えば、ドリンカーする人、会計する人、暇そうにしてる人に話しかける人。そういう役をする人がいなくなってしまいました。だって、その役をしても良いことなんてないのがわかってしまったから。

みんな主役になるのはいいんですが、ひとりだけで野球をしているようなイメージで、自分でボールを投げるけど、受け取る人が誰もいないから、いちいち自分で一回拾いに行って、また投げる。と、いうるイメージで非効率極まりない。

サッカーで言えば、自分でボールを取りに行って、奪ったボールは、自陣から敵陣まで、ずっとひとりでドリブルし、シュートまで打つという行為を、全員がしてる感じを受けています。

確かに、5人前後の小さい界隈であれば、それでも自分の目が行き届いて管理できるか良いのですが、それ以上の界隈を目指すなら、一人ではいつか必ず限界が来ると思うんですよね。

だから、ふうたんがどの人とどんな風に組んでいくのか、めっちゃ楽しみにしてるんです。

一人で仕事をすればいいのに、人が集まって組織や会社を作るのは、一人ではできない大きな仕事をしたいから。

皆さんもご存じのとおり?一人が好きだったふうたんが、より大きくなるために、どんなチームを作り、どんな演出をして、どんな大きなことを成し遂げるのか楽しみですね。







この日は、トッシーさんの占いでみんな大盛り上がりでしたが、ふうたんの新しいお店がどうなるのか占ってもらえばよかったな。\(^o^)/
へいへいへーい。\(^o^)/

毎月第一水曜日は、あん様となおちゃんの似た者同士のバーの日だぜー。\(^o^)/

ローズは、今日もひとりでパソコンカチャカチャしてるぜー。\(^o^)/

ボックス席は、俺の指定席。\(^o^)/


今日は、雨という悪条件もあるけど、今日もガラガラだねー。\(^o^)/

気づいてるだろうけど、そろそろ厳しいことを言っちゃうよ。\(^o^)/

あのね。そこね。
めっちゃ立地悪いですから。\(^o^)/

なおちゃんや、あん様の人気がないわけじゃなくて、【立地】が悪いだけですからー。

今日いるお客さん。
ゆにこーんだから来てる。
って、お客さん少ないと思うよ。\(^o^)/

どこでやってもたぶんみんな来ると思うよ。\(^o^)/


あとはね。料理を出すのは、私は違うと思うんだよな。料理が食べたいなら、ダンテとか他の店とかたくさんあるでしょ。

料理を食べると、歌をうたうと、お酒を飲むと、歌を聴くと、おしゃべりする。どれもできるようで、どれもできない。何をするかじゃなくて、何をしないか。を、決めないといけない。あれもこれもあるからどれかひとつくらい当たるだろう。が、一番失敗しやすいパターンなんだけどな…。



まぁ、あん様となおちゃんが何をやりたいのかわからないけど、カフェドココという超好立地を借りられるんだったら、絶対そこでやった方がいいと思うんだよなー。

今の時代、どこの場所でも頑張れば成果が出る。なんてことはなくて、そもそも「どこで頑張るか」を考えないと、なかなか厳しい時代になっちゃったからなー。

今の個人のやさしさに頼る環境から、きちんと自分たちの魅力や努力を評価される場所を見つけてほしいな・・・。


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と、いうことで最近体調悪くて書けなかったけど、最近あったことのまとめですよー。\(^o^)/


最近あったこと。と、言えば、私は時間が合わずに行けなかったですが、しょこらさんプロデュース?のフリマ&物販会が楽しそうでしたね。\(^o^)/

前から何度も言ってますけど、私、めっちゃしょこらさんのこと好きだし、尊敬してますからね。\(^o^)/

いや、天才やろ。\(^o^)/

フリマについては言うまでもなく、物販会も、最高じゃないですか。

どのアイドル様より一番長い持ち時間を持つ「物販タイム様」ですからね。

物販タイム様のワンマン、満を持しての登場ですね。\(^o^)/

と、いうかマジな話するとね。アイドル現場に行ってる人で、自分の推しの歌を聴きたい。って、人、どのくらいいるんでしょうね。
別にね。決して一切合切聞きたくない。なんて人は少ないと思いますが、週に1~2回、毎回好きな人に会うために、ライブを見る。と、いうのはしんどい。と、思ってる人多いんじゃないですかね。

入場料500円払ったら、最終物販だけ参加できる権。が、あったら、みんな月に何回かは利用してもいいな。って、思ったりしてませんかね?


時代は、スピード化、面倒なものは中抜きの時代です。

この物販会は、最近の時代の流れを表してますよね。良いな。と、思う女の子に対して、美味しいレストランに連れてってー、ちょっとおしゃれなバーで酔わせてー、じゃあホテルに行きましょう。って、いう流れが、それじゃあ、さっそくホテルに行こうか?みたいな本質感。\(^o^)/

出会って4秒で物販。みたいな感じで良いよね。\(^o^)/

と、いうか個人的にすごい思うんですが、アイドルの仕事って、あまりにも女子に利益ありすぎませんか?

例えば好きな女の子に好かれるためには、食事をして、彼女のどーでもいい話をうんうん頷きながら、僕は君の味方だよ感を2時間くらい出して、そこでようやくホテルにいけるじゃないですか?

でも、アイドル界隈だと、ライブに行って、彼女のどーでもいいカラオケをおいおい飛び跳ねながら、僕は君のオタクだよ感を2時間くらい出して、ようやく物販に行けると思ったら、さらにそこからお金を払わされるんだよ?

時間もお金も取られっぱなし。\(^o^)/

だったら、せめてどーでもいい歌を抜きにして、ライブ代も減らしてもらって、お金は払うから、物販で少しだけでも接触させてくれ。\(^o^)/

なんだか、あんまりあの日の様子が聞こえなかったのですが、参加したアイドルさんも、オタクさんも満足できたんでしょうかね?

もしも、あの会に参加したことがアイドルさんも、オタク側もやましい気持ちがあるなら、もっと堂々と胸張ったらいいと思うんですよね。

私はお金が欲しいんだ。

私は接触がしたいんだ。

と。


いや、これマジな話だからね?\(^o^)/


と、いうことで前フリのつもりで書いたけど、思ったより長くなったので後半に続きます。


こう様が来てるのに、歌ってくれないよー。\(^o^)/

プロだから、お金払わないと歌ってくれないのかー。\(^o^)/
R25というフリーペーパーが東京ではそれなりに流行していた。ライフタイルの情報分野で圧倒的な実績を誇るリクルート社が、25歳前後のサラリーマンを狙って作った新社会人向け情報誌だ。

その中に「ブレイクスルー」みたいな著名人のロングインタビュー記事があるのだが、ローズはその記事が好きだった。社会人になってちょうど3年から5年目に差し掛かる時期、男であれば必ず「突き抜ける」瞬間が訪れる。それが私にとっては27歳の春だった。


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教育業界、特に大学受験産業は、3月から4月が繁忙期と呼ばれる時期となる。

「大学受験」と、聞いたときに、現役か浪人のどちらをイメージするかであなたの年代がばれてしまうのだが、2000年代は、まだまだ大学受験で浪人をすることも珍しくない時代だった。

浪人生の獲得は、当たり前だが、大学受験終了後から、新学期が始まる4月初旬で勝負が決まる。この時期で入学する生徒は、全体の90%だろうか?最初は独学だったり他の予備校に行ったが合わずに6月・7月くらいに入学する生徒もちらほらいたが、浪人生の獲得については、とにかく春にすべてがかかっていた。

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そうなると当然会社側もこの時期に戦力を集中する必要があるので、3月・4月の時期については、休みが週に1日の繁忙期シフトとなった。

さらに、通常の勤務時間は、朝シフトの場合8:00~17:00になるのだが、当然その時期に定時あがりなどできるわけもなく、早くて20:00、平均で22:00上がりのわりと地獄的な勤務体系となっていた。

普通だったら、こんな繁忙期嫌だな。と、思うのかもしれないが、ローズは繁忙期がめちゃくちゃ大好きだし、最高に楽しかった。

この春からローズは入学説明会というものを任せてもらえるようになった。この会社は、自分がやりたいことは積極的に手をあげればだいたいやらせてもらえるし、自分がやっている仕事も会社から押し付けられたノルマではなく、あくまで自分で決めた目標に沿って仕事ができたが、この入学説明会だけは、厳しい数字目標と、担当するまでにいくつかの試験をクリアしなくてはならなかった。

冷静に考えれば当たり前といえば当たり前だろう。いくら社会貢献性の高い教育業界とはいえ、お客様がいなければ私たちは収入を得られない。

新規のお客様が来た時に、入会率は全体平均で60%くらいといわれている。60%を切ると、会社からもう少し頑張りなさいと警告が与えられて、50%を切るくらいになると、説明会をする権利が奪われる。

逆に70%を超えると結構すごいと言われ始める。校長レベルになると80%近くをたたき出す人もいる。

営業をしたことが無い人には伝わりづらいかもしれないが、このすごさがわかるだろうか?

数多ある予備校から、その説明会を聞いた人の80%が入学するとは、驚異的な数字である。

仮にメイド喫茶に初めて来たお客さんに対して、再度来店させる率が80%と伝えたら伝わるだろうか?

しかも浪人生の単価は年間でおよそ80~100万円前後となる。説明会の数字が10%違うだけで、100人の説明会をしたとなると、年間1000万円の売り上げの差が出てしまう。

そのため、説明会は、「入会率の良い順番に担当をする」と、いう鉄の掟があった。

これもなかなか残酷なルールだと思う。当たり前だが、経験を積めば積むほどスキルはあがる。結果を出せる人間は、どんどん説明会を担当しスキルを伸ばし、結果を出せない人間は、いつまでも説明会を担当できないのでスキルは伸びない。

資本主義の現代において、チャンスは決して平等ではないのだ。

果たして初めて繁忙期に説明会担当者として挑むローズは、どのような結果を出すのだろうか・・・。
伸び盛りの企業において、「異動」は、もはや日常茶飯事の事態である。日本の企業は通常3年前後で様々な部署を異動していくが、売り上げを急激に伸ばしている会社では、次々と新しい店舗、新しいポジションが生み出され、1年前後で異動をするのも珍しくない。

むしろ、異動をすることはある程度業績を認められている証拠でもあるため、異動が無いと不安になるケースもあったりもする。

そういう意味では、ローズが大阪に異動できたのも、東日本部長の校舎に配属されて幸運だったと思う。

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遠方への異動が決まると、有給を一日与えられて、引っ越し先を決める時間を取ることができる。

教育業界の異動は、繁忙期である3月に合わせて行われるので、だいたいそのひと月~ふた月前にローズは大阪に訪れていた。

校舎は難波校に配属になったので、引っ越し先も難波にしようと考えていた。

人ごみが嫌いなローズは、そもそも通勤電車で通うことに耐えられない。また、教育業界は、どうしても帰りが遅くなるため、終電のリミットがあると仕事がまったくはかどらない。

それを会社側も見越してなのか、「徒歩手当」ということで、勤務地から半径2km以内に居住すると毎月1万円の手当が出る仕組みがあった。

表向きは健康のため?と、いう名目だったが、交通費の削減とともに、終電のリミットを気にせず働いてもらえる。と、いう意味では良くできた手当だったと思う。

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大阪に土地勘が無いローズは、とりあえず勤務地の場所を示し、ここから2km以内の住所にしてほしいと、エイブルのお兄さんに伝えた。

予算は、毎月4万円前後。バストイレ別だと嬉しいが、別に一緒でも構わない。広さは4畳半以上であれば構わないが、広いほうがそれは嬉しい。と、いうイメージで伝えた。

すると、業者が最初に提示してきた場所は、上本町の方ばかりをプッシュしてきた。

10回近く引っ越しをしてきたローズだが、不動産屋は、「治安の良さ」と、いうところに何故か異常なこだわりを見せる。

ここは市役所の近くだから安心ですよ。学校が近くにあるから雰囲気が良いですよ。

正直、ローズにとっては家は、寝るためだけにあるものだし、休日はほとんどコンカフェなど外に出かけているし、治安の良さなどどうでも良かった。

上本町の案件は、確かにきれいだし、広いし、治安も良いのだが、家賃は少し予算をオーバーしているし、勤務地からかなり遠いので、最初に提案されたときから、ほとんど興味が無かった。

いや、お前俺の話を聞いてる?と、業者を問い詰めると、しぶしぶと出してきた案件がひとつあった。それが、一度目の大阪で2年間住むことになる、ポコスター☆LV1の近くにある住居だ。今はローソンになってしまったが、昔はタムラのピーナッツだったセブンの奥方向へ徒歩3分程度の場所である。


家賃は、管理費込みで45000円。6畳・バストイレ別・エレベーター付きのなかなかの良案件だった。何より立地が素晴らしい。最寄りのメイド喫茶のポコまでは、徒歩で1分程度だし、萌えしゃんどんまででも徒歩5分程度。そもそも丼まで徒歩4分ということは、南海なんばまでも徒歩6分程度という都会中の都会のような立地だ。

確かに周りは韓国人だらけが住んでいて、夜の治安はお世辞にも良いとは思えなかったが、ローズはこの場所に即決した。

決断したときに、ポコが近くにあることを知っていたわけではない。でも、何故かここが良いとひらめいたのだ。

一度ここをぶらぶらしてから、戻って契約しますね。と、不動産屋に告げ、ローズはポコスターでオムライスLV5を平らげ、ちょうどこの年にオープンしたであろうアンダンテで何かの日替わりを食べた。

どちらのお店も、東京ではまずお目にかかれない「テレビ」を普通に設置してあり、お店のコンセプトもへったくれも無いじゃん。でも、なんだか気張らない感じで良いな。と、感じたのを覚えている。

1年前に転職をしなければ、そもそも大阪異動の話はありえなかったし、大阪異動についても受けていなければ、今このブログを読んでいる人、すべての人と出会うこともなかったんだろう。と、思うと、人の縁とタイミングは、不思議なものだな。と、つくづく思う。

社会人としてもご主人様としても大きく成長するきっかけとなった大阪時代は、まずはしっかりとした住居を構えることから始まっていった。
関東に生まれて関東に育った人間が「大阪」と、聞くとどんなイメージを持つだろうか?
阪神タイガース?通天閣?吉本?

はたまた、

串カツ?お好み焼き?たこ焼き?

最近だと、ユニバという単語だったり、都構想という単語だったり、NMBという単語だったり、あべのハルカスという単語だったり、真田丸という単語かもしれない。

いずれにしろ、関東の人間にとっては、どの時代であっても、「よくわからない」が、おおよその意見だと思う。

修学旅行で奈良・京都に行くことはあっても、大阪に行くことは関東の人間にとってはめったにない。(今の若い子は違うかもしれないが)

神戸・京都・奈良については、ある程度イメージがわくし、上品な印象を受けるが、中央の大阪だけは、なんだかよくわからないし、怖いな。と、いうのが個人的な印象だった。
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ここで話は少しだけさかのぼる。学生時代に一度大阪を訪れたことがあるローズだったが、当然ながら、そこで大阪といえば「ポンバシ」という単語が出てくるはずもなく、難波の北側をうろちょろしただけでその時は終わっていた。

しかし、実はメイドリフレ通いを始めた公務員時代に一度ポンバシを訪れていたことがあった。公務員時代は、半年に一回くらい、たいした必要もないのに、無理やり理由をこじつけてなるべく遠くに出張を入れるようにしていた。しかも、前後に土日や有休が入るように調整し、しっかりと出張先で遊んで帰る。

国民の税金で何をしてるんだ。と、思うかもしれないが、民間でも同じようなことはしているので少しは許してほしい。ファーストクラスで海外に視察に行っているわけではないのだから…。

その時は、確か徳島の何かの出張の帰りに、大阪に立ち寄ったと、記憶している。

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今では立派に生まれ変わったポンバシだが、当時のオタロード付近は、アキバと比べるとめちゃくちゃしょぼすぎだろ。と、いう印象を持っている。

まず、高いビルがひとつもないし、人通りも全然ない。歩行者天国もない。メイド系のお店は全然行列してないし、PC店やホビーだとかゲームセンターのお店も少なく、街にあるのはエロビデオ・DVDのお店ばかりで、どこがでんでんタウンなんだろうと思っていた。

しかし、訪れたメイド喫茶は、どこも安価でイーメイド・めいどるちぇあたりをめぐり、尋常じゃない安さに驚きおののいた記憶もあった。何かを会話した記憶は全然ないが、こういうのだったらまた来てもいいなー。と、満足したのを覚えている。

ちなみに昔はオタロの名物だった、ぼったくり喫茶が存在していたが、ローズはきっちりそこのお店にも足を運んでいた。

そこを訪れた人は、みな一様に一万円くらいぼられた。と、いう話をしているが、ローズは、1000円くらいでお会計は済んでいた。

私が足を運んだ時と、その後は運営の手法を変えていたのかもしれないが、一応お店に入った時に、「女の子と5分話すと500円です。」みたいな説明をしてくれてはいたのだ。

その後、女の子がわらわらと、「話してもいいですか?」と、声をかけてくるのだが、基本的に「ダメです。」と、いうと皆悲しい顔をして帰っていく。

一番可愛かった女の子と、5分だけ話し、5分経ったら「かえって」と言い、それでお店を出たら確か1000円くらいだったはずだ。

実は今では「アイドルミーツ」と、いうお店に様変わりをしているのだが、入店しても案内すらしてもらえない。顔見知りではないと一言も話してもらえない今よりは、5分でもしっかり話してくれるので実はよほど良心的なお店だったのではないだろうか?

ぼったくり喫茶だとは気づかず、大阪って面白いところだな。と、いう印象が実は、のちの大阪異動を受けるきっかけになったのかもしれない。

そして時は流れ、大阪引っ越しのひと月前、今度は、住む場所を探しにローズは再び大阪の日本橋を訪れていた。
あれ?
せっかく来たと思った休日が、
いつの間にか終わってるぞ。\(^o^)/

と、いうことで、
今日も手抜き更新。\(^o^)/

とりあえず私の新人時代の秋葉原編が終わりましたが、
どうでしたか?結構面白くないですか?
そうですか・・・。\(^o^)/

いよいよ明日からは、私の新人時代大阪編がスタートですよ。
みなさんになじみのある人も多く出るかもしれません。

楽しみにしていてくださいね。\(^o^)/


ということで、今後の予定。

6月 7日 なおプチBD@ゆにこーん 

6月11日 あすさん卒業@メイリーフ

6月14日 ふうじゃら@タイディ

6月16日 なおBD@恋カフェ

6月25日 なおウルトラBD@ライムライト

6月25日 ふうたん?@すみのえ?

6月28日 ごぼうカフェ@カフェココ


うーん。
ちょっと遊び過ぎかなー。\(^o^)/

7月からはおとなしくしよう。
と、毎月思っているよ。\(^o^)/

>にぼめさん

さりげないコメント。
そして、メイドと関係ない。\(^o^)/

なんで。\(^o^)/
もっとコメントすべきところあるでしょ。\(^o^)/

クライアントに良い提案はできるんじゃないですかね。
実現できる(現実的)かどうかは別として、、、
メイドリフレ後半の生活は、ローズはなぜか2chで叩かれたりしながら過ごしていた。

アイドル界隈で「推しかぶり敵視」という言葉があるが、メイドリフレ業界では、敵視どころではない。「推しかぶり殺す」くらいの気持ちになるのは必然の流れだった。

自分が施術を受けていたところから、「見知った相手」にバトンタッチする瞬間ほど、喪失感のある瞬間というのはそうそうない。

アイドル業界でも、物販の瞬間は女の子を独占をしているが、リフレの場合は、その王様度と親密度が違う。自分だけのために60分近い時間を割いてくれ、自分だけのために施術をしてくれる。

今まで自分が受けていた王様状態からそれを推しかぶりのライバルに交代する瞬間を見て平然としていられる人などいないだろう。

本当にドはまりしてしまった人にとっては、まさに、躁鬱を繰り返す麻薬みたいなものである。

当然、お店の一番人気の女の子なので、推しかぶりは多く、また話のネタになりやすいようなブログを書いていたので、それはもう炎上するための燃料すぎたと今でも思う。

最初はちょっとびっくりしたが、まぁ炎上するには炎上するだけの理由はあるよなー。と、思ったので、特に反論もしなかったし、以降はわりと大人しく過ごしていた。


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大阪に移動をする最後の日には、やっぱりお気に入りの女の子に会いたいな。と、思っていたけれど、最終日にシフトに入っているなんて奇跡が重なるほど運命は甘くなく、大阪に引っ越しをする前にRさんが出勤するシフトの日に、お店に電話をかけて繋いでもらったことを覚えている。

今思えば、なんて厄介な客で、うざい客だな。と、思うし、繋いだら繋いだで特別何かを伝えたいわけでもないけれど、その「行為」が、きっと好きだったんだろうな。と、いうことを時間が経っても証明してくれていると思う。

それはそれで区切りがついているんだから、もう終わりにすればいいのに、ローズはさらに手紙を書いてお店に預ける。と、いう愚行を重ねた。

何を書いたのかは、今となっては思い出せない。特別好きだと書くわけでもなく、連絡先を記載するわけでもなく、いつもブログに書いている調子で、普段の働く姿をほめたたえるような内容だったと思う。

ただひとつ覚えているのは、なぜかその手紙に「チェキ」を同封したことだ。しかも、それがいわゆる自分を撮影した「逆チェキ」ではなくて、過去に撮影をした「本人」の「ピンチェキ」だ。

もし、この愚行にどんな意味があるのかわかる人がいたらどうか教えてほしい。なぜ、本人に本人のチェキを贈るのだろうか?しかも、お客さんがお金を出して購入した商品なのに。とらえ方によっては、こんなものいらないよ。と、返品した風に思われかねない。ただのアホだ。

ただ、ご主人様を長くしていれば、自分でもわからない自分の気持ちや行動が、ついつい出てしまうものなのだろう。

スマートに振る舞えるのも素敵かもしれないが、泥臭い、わけのわからない行動も、またひとつの愛の形ではないかと思う。(男性側の浪漫を鑑みた立場で見れば)

とにかく、それが当時のローズの精いっぱいだった。

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東京の最終日にRさんはシフトに入っていなかったが、最初にリフレを担当してくれたSさんは、シフトに入っていたので、最終日はSさんを指名した。

町田に住んでいれば新横浜から新幹線に乗った方が近いのに、わざわざアキバまで戻ってきて東京から乗るなんて、ずいぶん酔狂だと思うが、その当時は、それが何より大事なことだった。

今まで自分が築いてきた関係をすべて捨てて、大阪にわざわざ異動をすることに、最初はネガティブな感情もあったけれど、自分の中では電話をしたことと手紙をかいたことで一区切りがついたような気持ちになった。

Sちゃんの施術は相変わらず素晴らしい笑顔で元気になったし、爺やさんとの会話もウィットに富んだ楽しい会話で、最後だからとあまり湿っぽくならずに、楽しい気分でお店を出ることができた。

私が通っていたメイドリフレANNYは、秋葉原駅昭和通り改札口から徒歩1分。お店を出てから、美しい夕日と高い高いビル群を眺めながら、またここに来ることはあるのかな?と、とぼとぼと歩いていると、改札付近で急にローズは、肩を叩かれた。

そんなことはめったにないので何事かと身構えて振り返ると、そこには、私服姿のRさんの姿があった。

「えっ・・・あれ・・・なんで?」

思いもかけない状況にローズは、慌てふためいていると、

「これ、お世話になったから」
と、紙袋を差し出してくれた。

「あ、そうなんだ。ありがとう。大阪でも頑張るから、Rさんも頑張ってね。」

奇跡的な瞬間を、ローズは自分から打ち切って、勝手に改札に向かうという伝説的な行動で、ローズの秋葉原の思い出綺麗に幕を閉じた。


この出来事は、その後何度も思い出す。なぜ、せっかく会いに来てくれたRさんにローズは何も話さなかったのだろうか。思いを告げることはしないとしても、もう少し優しい対応ができたのではないか。

そもそも、Rさんは、なぜわざわざ会いに来てくれたのか。リフレの予約時間で何時くらいに終わるかはわかるとしても、彼女は秋葉原の駅前でローズが通りかかるのを何十分も待ち続けたのか?


答えは今となってはわからない。


プレゼントの中に手紙でも入ってるのかと思ったが、それらしきものは、ひとつも入っていなかった。もしかして自分が見落としているだけかもしれないと、紙袋の中を隅から隅まで3回ほど確認してみたが、それでもやっぱり何も入ってなかった。

きっとこれが、二人の関係の形なんだろう。
言葉に表すことはないけれど、自分の休日にわざわざ会いに来てくれたことだけで、ローズのピュアな気持ちは十分満たされた。


中に入っていたのは、おそらくRさんのお気に入りの紅茶と、ジャムだった。そういえば昔、リフレの時に、紅茶にジャムを入れて飲むと美味しい。みたいな話をした記憶がある。

秋葉原のご主人様人生で手に入れたのは、紅茶とジャム。ローズはそれらを大切に抱えて、ひとり大阪行きの新幹線に乗り込んだ。
大阪異動の話を聞いたとき、「やっぱりな」と、思いつつも、いざ言われてみると、「どうしよう」と、いう気持ちがせめぎ合った

当時の会社の状況が全国に積極展開中なので、絶対に異動はするだろうな。と、いうことはある程度予測はついていた。

しかしながら、プライベートの面でもそれなりに基盤を築き、仕事の面でも順調に言っていた状況をいざ手放せるか。と、言われると正直心に迷いは生じていた。

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今までの流れを見ると、プライベートが大事なように思われているかもしれないが、私にとっては同じくらい仕事の面も充実していて楽しかった。

若い会社は、本当に楽しい。40代・50代の価値観の違う偏屈で働かないおじさんは、ひとりもおらず、自分たちが会社のすべてを動かしているという感覚が強かった。確かに仕事量が多いが、すべての判断を自分でできる喜びがあった

一緒に働く正社員は、おおよそ5歳前後の違いしかないし、一緒に働くバイトも学生から舞台役者・お天気お姉さんを目指すフリーターなど、塾業界は、通常とは少し変わった人の集まりだった。

教育業界という夢を売るキラキラ感も相まって、毎日が本当に楽しかった。仕事が終わったあとは、ほぼ100%でみんなで飲み歩き、若さゆえの熱い毎日を過ごしていた。

仕事仲間は私のプライベートを知らないし、プライベートの仲間は私の仕事を知らないが、その二つを両立させている状況を知ったらかなり驚くだろう。ブログもほぼ毎日記載しており、まさに鉄人としか言いようのないいわゆるヤングフルデイだった。。。

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しかしながら、結論から言えば異動の打診に拒否権はほとんどなかった。当たり前だが、彼らの仕事は、希望する社員に異動を承諾させることで、あらゆる手段を使ってネゴシエーションをしてくるので、一度異動を通告されたら、抵抗するだけ時間とお互いの労力の無駄だった。

もともと成長意欲が強く、未知の環境である「大阪」に強いあこがれを抱いていた私は、打診からわずか1日で大阪異動を承諾した。

このことをYさんに告げた時、Yさんは涙を流してローズの異動を悲しんでくれた。あぁ、どんな人にもこうして涙を流せるなんてこの人は情に厚い人だな。と、思っていたが、どうやらそうではなかったようだ。

異動の前日も最後まで二人きりで飲んでいて、いつも2時過ぎくらいには終わりになるのに、その日だけは朝方まで帰りたくないと言ってくれていて、「今日は引っ越しなのに面倒だな。」と、思っていた鈍感なローズには、もったいない人だったと思う。

彼女はすでに結婚をしてしまっていたが、もしも誰かと結婚するのであれば、私はYさんを選んでいたと思う。


こうして、転職したものの、何も成し遂げないまま、ローズは大阪異動の日を迎えていった。
私たちがメイドさんを好きになったとして、私たちは彼女たちにいったい何ができるのだろう?

プレゼントを送れば良い?個人的に食事に誘えばいい?ただひたすらにお店に通えばいい?

それはコンカフェ業界に10年通った今でも、答えははっきりわからない。ただ、いつの時代も、どこの場所でも、正攻法は、「売っているもの」を買うことだと思う。

ローズが色々な女の子と話すとき、特にアイドル(自由業)の女の子と話すと、すぐに商品だったりサービスの話をして、ローズさんはすぐにお金にしようとする。と、言われることが多い。

この言葉を聞いたとき、確かに「はっ」としたことがあって、自分でも何でそんな風に考えるかわからないときもあったが、今ならはっきりと答えを出すことができる。それは、女の子にお客さんとの「絆」を作る機会を多くしてほしいと思っているからだろう。

「お金」といわれるが、その「お金」こそが、お金「だけが」唯一、お客さんと女の子をつなぐ機会なのだ。その機会が多ければ多いほど、お互いが幸せになれるはずである。

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しかし、「売っている」からと言って、買い過ぎてはいけないのが、この業界の難しいところだろう。

シフトに多く入っているからと言って、毎日会いに行っても、それが1年と続けば、話すこともなくなるし、カップルではないが倦怠期に陥ってしまう。

本来お金を払っているのだから、お客側は、正規のお金を出しさえすれば、そんなことを気にせずに「楽しませてもらう」ことに専念すればいいのだが、女の子も毎日シフトに入って極限状態になっていると、そうじゃなくなってしまうのが面白い。

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当時は休日のたびに喜々としてお店に出かけて行ったが、今思えば、60分近い間の時間、いったい何を話していたのだろうか?

とてもとても楽しくて、あっという間の時間だったことは覚えているが、今思い返すと、何を話していたのか覚えていない。

次の休みが来るまでに、たくさん話したいことが溜まっていった気持ちは、今はどこに行ってしまったのだろう。

でも、だからといってその時間が嘘だったわけではないと思う。確かに何千何万の大切だったはずの言葉たちは消え去ってしまった。でも、そこに残ったのは「好きだった」という時間と事実だけだろう。

それはまるで10年と熟成して作り上げたワインのヴィンテージボトルのように思える。長年の時間が作った澱を取り除き、その上澄みだけを取り出すと、好きというピュアな気持ちだけが残る。

メイド喫茶におけるお客さんと女の子の関係は、まさに「純愛」と呼べるべき、ピュアで美しいものだと思う。

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時々、話すことも無いのに?指名をし過ぎて、少し険悪なムードになりかけたこともあったが、仕事は仕事で充実していて、また週に2回程度しか会うことはなかったので、Rさんとの関係はわりと良好に続いていった。

好きだという気持ちを持ちながらも、最終的に気持ちを打ち明けるわけではなかったローズだが、もしかしたらRさんは、自分のことが好きなのではないか?と、思えることがいくつかあった。(※オタクが小さな出来事に一喜一憂するやつ)

個人的には、施術時間の長さ。が、その目安になるのではないか。と、思っていた。

例えば40分の施術を頼んだ時、タイマーをかけているので、だいたい40分で施術は終わるのだが、少しおしゃべりに夢中になってしまったり、あと少しで自分の満足できる?施術をやれる。と、いう時には、女の子が自発的にサービスで延長をしてくれるのだ。

サービスといってもせいぜい長くても5分前後で、その他のカフェやアイドル物販とかでも、推されオタは、他の人より長く話せたりするのと同じだ。

しかし、Rさんのローズに対する時間は、通常とは異なっていた。だいたい10分くらいオーバーはデフォルトだったし、お客がいなくて暇なときには、最大で40分近くオーバーしたこともある。

最初は10分くらい多く話せると、ローズ好かれてる。と、自画自賛をしていた時期もあったが、あまりにRさんの度合いが超えてくると、なんだか怖くなってしまっていた。

それは、支払っている金額よりもサービスを受けているという罪悪感でもあったし、どちらかというと、リアルにRさんとの関係が進んでしまうという現実感にビビッていたのかもしれない。

今となっては確かめるすべもないのだが、あれはサインだったのだろうか偶然だったのだろうか。鈍感なローズもさすがに通常ではない流れを感じていた。

ここは、男らしく告白などするべきだろうか?

そう思い始めていた時期に、ローズに大阪異動の話が舞い込んできた。

2008年の夏。ローズは丸坊主になっていた。

なぜ丸坊主にしたかと聞かれればわからない。強いて言えば、「面白そうだったから」だろうか。

メイドと同じく生徒という大量のお客さんから自分を印象付けるためのキャラづくり。と、言えばいいだろうか。優秀な人たちに囲まれて、深い打算もなかったローズの戦略は、大当たりし、早くも校舎内で人気者の地位を確立しつつあった。

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なんだかんだで仕事はきつかったので、入社後ひと月で10kg痩せていた。丸坊主になり、また接客業に慣れ始めてきたころで、たったひと月でとにかく明るいローズの出来上がりだった。公務員時代の自分とは、まるで別人になっていた。

土日の休みではなくなり、平日休みになり、朝のラッシュの出勤ではなく、昼の出勤となる。普通の人であれば、あまりに変わった生活環境に戸惑うのかもしれないが、ローズは毎日をとにかく生き生きと過ごしていた。

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メイドリフレに通って1年弱。あらかたのメイドさんと仲良くなったローズは、ひそかに心の中でお気に入りのメイドさんができていた。

それは、愛と呼ぶには足りない恋心で、お店以外の彼女を独占したくはないけれど、お店においては彼女の一番でありたいと思える程度の浅はかな感情だった。

ローズが初めて好きかもしれないと思ったのは、当時一番人気だったRさん。他店にもそれなりに噂が届いているしょこたん似のメイドさんだった。

はじめは一番人気の子に手を出すつもりなんて全然なかった。なぜなら一番人気の子は、好きになったとしても相手になんてしてもらえないと思っていたし、そもそも土日はすべての時間帯が予約で埋まっていたので会うことすらできなかった。

ところが、平日休みに入ると、さすがにいかに人気のメイドさんでも、いくつか時間が空くようになっていた。

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最初は一度くらい一番人気の子を試してみるか。くらいの気持ちで指名したけど、気づけば、いつのまにか一番指名をしてしまう存在になっていた。

私が彼女を好きになったのは、なんといっても「献身さ」だった。普通、こういうメイドリフレの仕事なんて一生懸命やったって、そのリターンは少ないのに、彼女はお金をもらうということに責任を感じ、いつでも全力で仕事に取り組んでいた。

彼女は別に、整体などの勉強をしていたわけじゃない。確かに彼女はオタクでレイヤーではあったが、彼女の夢は、芸術家だった。

芸術家なんて普通はなれるものではない。と、思うかもしれないが、彼女がその言葉を出す理由は十分にあった。当時はそのすごさに気づかなかったが、彼女は藝大の出身だったのだ。

いわゆる芸術家の東大。と、言われる超難関学校である。勉強さえすれば入れる東大と違って、むしろ藝大の方が難しいのではないだろうか?

私がメイド喫茶に惹かれる理由として、「本来そこにいるべきではない」人に会えることをひとつの理由として感じている。そしてそこに、自分自身のまだ見ぬ姿を期待している自分の環境と重ねていたのかもしれない。

今思えば、なんとアホなことだろうか。将来の大きな可能性を持っている彼女に、どうでも良い存在のオタクの足を揉ませるなんて・・・。

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彼女も最初は、メイドリフレにどっぷりつかるつもりなんてなくて、仕事が見つかるまでの軽いバイト感覚のつもりでメイドリフレに入ったのだろう。

しかし、そこは優秀な人の性なのか、彼女の真面目な性格なのか、本気を出す必要のない仕事にもついつい全力を出し過ぎてしまい、また生来の人の良さから断るべき仕事を断れず、本来の自分の力以上に働いてしまっている姿があった。

たびたび彼女は自分のキャパシティ以上に頑張ってしまい、明らかに疲れ果てている姿をよく見たし、当日欠勤になることも多いメイドさんでもあった。

現在はカフェでもシフトが公開されることが増えたが、当時のリフレは当たり前だが予約の為にシフト公開がスタンダードだった。


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これは顧客にとっては便利な一面もあるが、ストーカー気質のお客さんからは、誰がいつどのくらい入り、そして、当日欠勤をしたか。などがわかってしまう悪い面もあった。

別に「そんなつもり」はないのだが、ついつい彼女がどんな毎日を過ごしているのか気になって、シフトだったり、ブログから彼女の生活を想像してしまっていた。

そういう視点で見てみると、メイド関係の女性は、まるで、鳥かごに入れられた逃げ出せない小鳥のように思えてきた。

常に小さいお屋敷で、誰かが帰るのを待つばかり。自分の好きなお客さんもいれば、自分の嫌いなお客さんもいて、商売として続けている以上逃げ場も無い。

江戸時代の遊郭じゃないのだから、別にいつでもやめようと思えば辞められるのだろうけど、なかなかそうはできない彼女の姿を見て、いつしか「助けたい」と思うようになっていた。

こういう感情を持つお客は珍しいのだろうか。自分と付き合うことが助ける。なんて、いうつもりは、なく、ここに残るとしても、辞めるとしても、本来彼女が受けるべき待遇の環境に戻してあげたいな。と、思うのが、ローズの基本的なこの業界のかかわり方だった。


まだまだご主人様経験が浅いローズは、Rさんが欠勤するたびに、そわそわとした気持ちになってしまい、仕事がある日についつい11時にお店によって、そのまま13時に出勤をするというキモイ行動などをしてしまった。

秋葉原~町田の移動時間は約1時間20分である。末期症状だ。

転職をして、生活ががらりと変わってもメイド喫茶通いだけは変わらないどころか、さらに悪化するローズ。果たして彼の恋はどのような結末を迎えるのだろうか・・・。
新人時代に言われたことは今でもほとんど覚えている。固有名詞を出すと私の存在がばれてしまうので詳しくは書けないが、どれもこれもが今の自分を作っている大切な「当たり前」だ。

昨今ブラック企業問題が多く叫ばれているが、当たり前の基準は若いうちに高くしておく方が、30代以降はその時鍛えた筋肉でのんびりと生きることができる。前回と繰り返しになってはしまうが、若いときの苦労は買ってでもするべきだ。(死なない程度に)

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前回のエピソードと合わせて私が入社初日で覚えている話は、研修が当たり前だと思うな。と、いう話だった。

一通り、会社の説明やシステムの説明をしてもらった後に、ややベテランの社員の人が言ったのは、「ここまでは仕事として教えるけど、あとは自分で考えてね。自分で身に着けた技術でお金を貰ってるんだから、そう簡単に仕事のコツなんて教えないよ。」と、言われたことだ。

普通だったら、厳しい。意地悪な人。と、思うかもしれないが、仕事に飢えていた?当時の私はなんだかとっても嬉しく思った。自分自身が努力をして身に着けた技術で戦っていく。と、いう感覚が新鮮だった。

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25歳で転職をしたローズだったが、30歳になるまでは、直近の上司については、すべて私と同じ年か、年下の人ばかりだった。最初の上司のYさん(女性)は、上智大学卒の2個下の2年目の社員だった。いかにベンチャーと言えど、意気込みだけでは出世できるはずがなく、立ち振る舞いから、頭のキレ、そして生徒にかける情熱までパーフェクトな存在だった。

彼女は後に最年少校長に上り詰める全社の新卒のあこがれの存在である。

彼女を一言で表すなら「太陽」だ。いつでもキラキラ、ポジティブオーラ全開で、その姿を一目見るだけで元気が出る。もしもメイド喫茶にいたとしたら、誰もに好かれる明るい積極をするメイドになっただろう。

そして、新しいこと、より難しいことにチャレンジしようというガッツがすごかった。厳しい目線で言えば、ロジカルシンキングは強いほうではなく、感情の赴くままに、難しいことを情熱で乗り切ろうとする面があったのだが、そこが彼女の弱さでもあり、同時に強さでもあった。

無茶な困難でも、先頭を切って進んでいく様は、「リーダーシップ」そのもので、足りない部分があるのなら、周りで支えてあげよう。と、思える愛嬌さも持ち合わせていた。

この人に出会えただけでも、すでに転職をしてよかったな。と、思える素敵な出会いだった。

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私が最初に配属された場所は、東日本部長の在籍する場所で、全校で一番生徒数が多い校舎だった。在籍人数で言えば当時でおそらく1200人前後。それを正社員10人前後で回していた。

仕事で最初に苦労したのは、人の顔を覚えることだった。もともと画像認知能力が低いので、正直人の顔の区別があんまりつかない。画像で頭に焼き付ける。と、いうよりは、この人の身長は○○cmくらい、髪型はポニーテール、メガネをかけていて、やや童顔。と、いう文字情報でしか、記憶にとどめられないのだ。

今ではかなりマシになったが、当時の私は、どれだけ好きなメイドさんでも、おそらく私服に着替えて街の中に溶け込んだら、一生見つけられなかっただろう。

しかし、人の慣れというのはすごいもので、長年やっているうちに、人の名前は覚えられなくても、顔はだんだんと覚えられるようになってくる。

よく、アイドルさんや、メイドさんのベテランが、一度あっただけで顔を覚えたりする技術を披露しているが、これも修練?のたまものだろう。

人を顔を覚えるのが苦手な人でも、安心して、メイドやアイドルに挑戦してほしいものである。
2000年代中盤からの2010年までは、すでに存在する商売の「タネ」をいかに全国に素早くばらまけるか。と、いう戦いだった。(※過去もそうだけどより加速したイメージ)

それは、すさまじい勢いで進化を遂げたコンカフェ業界(例えばめいどりーみん)もそうであるし、それ以外にも例えば「一蘭」「一風堂」などのラーメン業界も同じであるし、「コメダ珈琲」も同じかもしれない。

とにかく本来はもっと流行っても良い・売り上げをあげても良いと思われた優れた商品・アイデアを見つけてきて、それらをいかに勝ちパターンとして成立させ、全国に流通させ、その業界における寡占状態を作れるか。と、いう戦いだった。

失われた20年といわれるが、小泉政権後の日本は、資本主義流の考えと戦いがそれなりに浸透し、新興企業がビジネスの新しい戦い方を模索していた時期でもあったと思う。

そう。過去のバブル時代に注目はされなかったものの、日本にはまだまだビジネスのチャンスやお宝が山ほど眠っていたのだ・・・。

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それはもちろん教育業界においても同じであった。少子高齢化の影響で大変と思われる教育業界であったが、実は年間の総売り上げは、減るどころかむしろ増える勢いで伸びていった少し稀有な業界だった。

その理由というのも、近年話題によくのぼる「大学奨学金未返済問題」にあるように、当時の風潮が、一億総活躍時代ならぬ、一億総大学全入時代。へと、流れていたためだった。

1970年代には、1学年に子供が200万人程度いたが、大学・短大への進学率は25%程度だった。しかし、現在は、1学年に約100万人程度の人口だが、大学への進学率は50%近くにのぼっている。

「やっぱり今の時代、大学ぐらい出ておいた方がいいですよね。」

誰が流行らせたのか知らないが、「大人になったらマイホーム」「一国一城の主」なみの壮大な幻想だった。

なぜ、過去に大学卒が価値があったかというと、25%しか成しえていないからこそ価値があったわけで、誰もが大学卒というスタートに立ってしまったら、その価値は、何も意味をなさないはずなのに・・・。

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今となれば答え合わせは簡単だが、当時の私は、「大学に行くことで誰もが幸せになれる」と、信じて疑わず、教育業に励んでいた。
大学受験の予備校といえば、駿台・河合・代ゼミの大手が有名だが、私がいた企業は、それ以外の第二群に属する微妙な企業だった。
ただ、今となってもわかるほど、それまでに蓄積された経験は非常に優れており、ちょうど私が入社した時期には、関西をはじめ、全国展開を仕掛けている伸び盛りの企業であった。

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今までの内容からすると、非常に楽しそうに仕事をしていたように見えるかもしれないが、実際の仕事はかなりきつかった。

まず、当たり前だが今までの仕事と180度違う。教育業と言えどもサービス業なので、見た目や挨拶が何より重視される社会だった。
教育業は、他のサービス業に比べると、多少見た目がゆるい部分もあるが、結局成績を上げる人は、見た目が良く、美男美女ばかりだった。

人に見られることなど意識したことがなかった公務員という仕事から考えると、当時の私は相当やばい見た目だったと思う。


また、ファミレスでバイトはしたことがあったものの、挨拶という点では、全国に展開していく新興企業から比べるとまだまだ見劣りがした。

今でも一番最初に指導されたことは覚えている。

「ローズ君。君は今日からとにかく挨拶を頑張りなさい。知識や経験は身に着けるまでにどうしても時間がかかるものだけど、挨拶だけは、やろうと思うかどうかの気持ちの問題だ。新人の君と、ベテランの社員と挨拶に違いが出ると思う?出るとしたら気持ちの問題だけだ。これから多くのことを覚えてもらうけど、まずは自分がこれだけは負けない。と、言えるように挨拶のNO1を目指してください。」

頭が良い指導だな。と、今でも思うし、今後自分が後輩を指導するときに、ずっと拝借させてもらった内容でもある。

と、いうかこの内容に限らずローズが言っていることの半分以上は、この企業で習ったことを仕事の基礎筋肉として身に着けていった。

若いうちに大企業に入るのも良いが、私は若いうちにベンチャーなどの新興企業に入って、どんどん経験を積んでいくのが良いと思う。

こうして、メイド喫茶の成長とともに、、ローズの社会人としての成長がリンクして、回り始めた。


け・・・けつだ。
もう、なにもいえねぇ。。。\(^o^)/

今週は忙しかった。
たぶん次から少し余裕がある・・・はず。

5月31日(水)キャシさん@くらむ

6月4日(日)キャシさん?@津田?
最強レベルの合理主義。と、言われることもあるローズだが、本人は非科学的なことが意外に好きである。手相を占ってほしいから献血をするし、朝のニュース番組では血液型も星座占いもチャンネルをはしごしてチェックする。

本当に合理主義だったら、メイド喫茶などに通わないし、仕事も辞めないし、お金にならないブログも書かない。ローズの合理主義は、相手を騙すための見せかけファッション合理主義なのだ。


そんなローズは、年末年始のおみくじもお気に入りだったが、ここ数年は、ずっと大吉が引けないままだった。

子供のころは、おみくじを引くたびに大吉しか引かなかった。子供心に、神社もサービス業界だから、みんなを楽しませる工夫をしてるんだな。と、思っていた。

20歳を過ぎたくらいから、大吉とは無縁の生活が続いていた。大吉どころか、中吉すらも引けず、毎回小吉ばかりだった。

おみくじに書いてあることといえば、「今はつらくても春は必ず来る」「芽がすくすくと育つ日まで腐らず栄養を与え続けよう」みたいな内容だった。

本当にそんな日が来るのかな。就職試験に受からず一人いるころは、自分の未来なんて信じられなかったが、転職をきっかけにローズの人生は好転した。

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転職をして一番変わったのは年収だ。おおよそだが、年収450万円くらいには上がっていたと思う。もちろん、民間なので業績に連動するが、教育業界は、新卒でも400~420万前後はもらえる業界だった。(立ち上がりが早い)

しかしその分勤務時間は長い。見込み残業で50時間近く含まれた給与だったし、年間の休日も110日前後と、一般の土日祝休みの企業とは、15日前後の開きがあった。就業開始が13時なので、早くても23時までは仕事が残る。遅い時には24時を回り、なんだかんだしていると、寝るのは3時4時もあり得る世界だ。

さらに、土日祝はほとんど休みを取れないし、何より有給はもちろん、夏期・年末を除いて2連休すらもほとんど取れない。プレミアムフライデーなど別次元のサービス業の世界だった。

もしも有給をマックスではないにしろ10日前後取れる企業と比較すると、約30日も年間で労働時間が変わってしまう。そこを考慮すると、決して恵まれた環境とは言えないが、コンカフェで遊び倒すには十分な給与ではあった。

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平日休み+給与を手に入れたローズは、メイドリフレ以外にコンカフェをめぐるパターンを手に入れつつあった。

最初に短いリフレに入り、その後秋葉原をぐるっと一周する。いわゆるメイド喫茶をめぐり、また帰る前にリフレでしめる。

平日なのでカフェはわりと空いていたはずだが、シャッツキステ・ぴなふぉあ・キュアメイドなどを巡ったが、いまいちはまるところはなかった。

あえて通った所といえば、幻橙館とセントグレースコートだろうか?当時は、パソコンを標準装備などしていなかったし、メイド喫茶では手持無沙汰になってしまうので、あくまでリフレで話す「ネタ」として通っていた印象だ。

当時のローズのキャパシティとしては、まだまだ二股ができるほどではなかったのかもしれないし、メイド喫茶が新しい成長フェイズに入りつつあった段階だったのかもしれない。

今思えば、当時のシャッツキステは、本当の屋根裏でまだまだ質素であったし、「メイド」だけで成り立っていた環境からの脱却を様々な店が差別化として模索している時期でもあった。

また、めいどりーみんに象徴されるように、ガールズバーとスナックの境界線のグレーゾーンに商機を感じた資本主義が流入し始めた時期でもあった。

この時代のひとつの事件が、かの有名な秋葉原の歩行者天国で起きた凄惨な事件である。

普通であれば、この事件をきっかけに成長が緩やかになるはずだが、失われた20年で売るものが無くなったクールな日本人の欲望は止まらない。

目に見えない引力に惹かれて、歩行者天国に人があふれかえる中起きた、悲劇の事件を、秋葉原は乗り越えて、さらに成長していくのである。

人の欲望は無限大だと思った、2009年であった。
やっほー。\(^o^)/
やっほー。\(^o^)/

ゴールデンウィークも終わって、みんなの気分はいかがかな?\(^o^)/

ローズは元気満々だけど、会社のみんなは5月病まっさかりだよ。\(^o^)/


と、いうことでお待たせしました?
待ってたのはさくらちゃんだけ?

4月から社会復帰をしてみたローズの4月からの奮闘記の始まりだよ。\(^o^)/


事実は小説より奇なり。と、いう言葉があるけれど、いやー。予想外に予想外を重ねた毎日で、私はとっても幸せです。\(^o^)/

このお話は、楽しいのはローズだけで、自分だけのために書いている内容なので、興味が無い人は読み飛ばしてね。\(^o^)/


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と、いうことであんまり最近の仕事について語らなかったローズですが、ずーっと昔のブログに書いた通り、4月からは、まさかのプログラマをしていますよ。\(^o^)/

34歳未経験!!
なにこれ。すごい。\(^o^)/

人間ってやっぱり変化を嫌うものだから、自分が今までにしたことが無いものって、なかなかチャレンジできないんですよね。

でも、最近特に言われている、「時代の変化が速い」と、いう状況に対応するには、どんどん変化する産業構造に対応できる人を増やさなくちゃいけないんですよね。

IT業界でも福祉業界でも、新しい人をどんどん取り入れれば今の過酷な状況を変えられるのに、なんでみんなシフトしないのか?


私が今回の転職で感じた一つの違和感として、「年齢が年齢だから」と、いう言葉なんですよね。

皆さんもご存じのとおり、日本は年功序列型なので、年齢が高い人は、それなりのレイヤーの仕事やスキル・知識が求められます。

その分、それなりの給与が支払われるのですが、日本が業種の転職を阻んでいる要因が、年齢を重ねた人が転職しても、それなりのスキル・知識を求められるという謎構造なんですよね。

そこで例えば私がそれなりの報酬(年収)をもらっているならわかるんですが、今回私が転職した先、研修期間は月給16万だからね?\(^o^)/

今までローズを金持ちだと勘違いしていたすべての人に言いたい。

ここ最近私が使っているお金の重みは今までと重みが違うからな。\(^o^)/

税金払って、家賃・光熱費払ったら、ほとんど残らないからな。\(^o^)/去年の税金高すぎる。\(^o^)/



・・・あ、話がそれましたね。

そう。月給が薄給にも関わらず、何故か現場に行くと、年齢だけでそれなりの仕事を求められるんですよ。あと、なんか質問しないで自分でなんとかしろ的な雰囲気。

いや、年齢かんけーねーよ。\(^o^)/新人は、新人なんだから、ちゃんとそれなりの指導をして育成しろよ。それがお互いのためなんだから。\(^o^)/

もうね。あほかと。こんな古い価値観はさっさとなんとかしないと、日本はどんどん時代に取り残されていっちゃうよ。\(^o^)/

いまだに日本の社会は、「ひとつのことを長く続ける」ことが前提の社会なんですよね。
まさに

「サラリーマンと専業主婦で定年後は年金暮らし」という「昭和の人生すごろく」のコンプリート率は、既に大幅に下がっている。

ですね。


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★ここの説明長いから、次の★から読むといいよ。


さて、ここで話が変わりますが、今回ローズが転職した業界は、IT系の中でも「業務系」といわれるものになります。

いわゆる皆さんが想像している、プログラマは、「ウェブ系」と、いう、スマホゲームや、ネットのサイトなんかをイメージしていると思います。

それに対して、今回私が就職した業務系のシステムは、ネットを使うものもあるけど、その業界・お店独自のシステムを作るものになります。

例えば、コンビニのTポイントかポンタカードとか、銀行の引き下ろしシステムなんかもそうですね。

個人でぱぱっと作れるよりは、大規模で、複数人数で取り組まないといけないような大掛かりなシステムをイメージしてください。

最悪ウェブ系のサイトはエラーでサービスが終了してもいいけど、銀行のサービスが止まったら、日本中が混乱しますよね?

まぁ、web系サービスのLINEとかでも今やインフラ化していますが、業務系のほうが大規模で、複数人数での作業が必要。と、思っていただければおおよそ大丈夫です。

業務系は重くてデカい。
web系は軽くて小さい。そして早い?


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プログラマと言っても、ウェブ系と業務系は、180度雰囲気が違います。皆さんが想像しているいわゆるウェブ系の人たちは、本当に自由でゆるい雰囲気で、私服で出勤、会社にはドリンク飲み放題、白米食べ放題、ベッドでお昼寝し放題。みたいな感じの会社が多いです。(ベンチャーや若い会社が多い)

それに反して業務系は、軍隊のような雰囲気です。別に誰と会うでもないのになぜかスーツで出勤し、上司の言うことは絶対のピラミッド構造。個人で仕事をするよりも、1000人規模などの大掛かりでやるシステムもあるので、ガチガチに拘束されたルールから抜け出せない、大企業・公務員のような組織かもしれません。(おじさんが多い)

ローズは、本当はウェブ系の会社に入って、将来は独立してメイドノマドで楽しく生きていきたかったんですが、やっぱり経験も少ない34歳のおじさんを雇ってくれる会社は皆無に等しく、(社長の年齢より上になっちゃう)今回はわかっていながらも、経験を積むために業務系に入ったのでした。

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業務系のプログラマは、これまた会社内に留まらない複雑な業務形態を持っています。

皆さんも一度は聞いたことがあるかもしれません。偽装請負や二重派遣と、いう言葉ですね。(別にITに限りませんが)

そう。IT系の技術職の人たちは、自社内のサービスを開発する人よりも、どちらかというと、他社に出向して他人の開発を請け負う。と、いうケースが多いのです。

なぜなら、例えばコンビニ業界が、ポイントカードシステムを作ろうと思ったときに、わざわざ技術者を雇って作ったとしましょう。
作るまではその技術者は死ぬほど仕事がありますが、一度リリース(完成)してしまった後は、保守・運用の仕事はありますが、リリース前ほどの業務量がないので、手持無沙汰になってしまうのです。

日本の雇用形態がこのような場合にすぐさま解雇ができればいいのですが、現状、一度雇ってしまうとなかなか解雇はできません。

このようにIT系の開発は、会社によってはめったにない業務なので、必要に応じて専門会社に業務を発注する。と、いう仕組みになっているのです。

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さて、ここまで来たらあと一息。と、いうことで、今回ローズが携わっているカーナビに関する仕事なんですが、発注元は、実は海外の有名自動車メーカーでした。

そして、その自動車メーカーと仲の良い日本の自動車メーカーが、その開発の協力に携わり、さらに日本の自動車メーカーが、大手ソフトメーカーに依頼し、そしてそのソフトメーカーが、私たちの会社に依頼した。と、いう構造です。

はい。わけがわかりませんね。いわゆる、2次受け、3次受け。と、いうやつですね。

まぁ、ここもいろいろ説明すれば説明できるんですが、シンプルにいうと、私たちがしている仕事は、「ゴーストライター」のような仕事です。

そう。中間で受けている会社は、その知名度を利用して仕事を受注し、実際の仕事は下請けに行わせるという構造です。

1000万円で仕事を受注し、800万円で依頼をしたら、200万円の儲けですね。素晴らしい仕組みです。\(^o^)/

ちょっと前にどん兵衛の宣伝サイトに似たような話が載ってましたね。広告業界に限らず、日本の仕事の構造は、だいたいが「がんばれー」っていうだけで上から下へ。上から下へ投げ続けるだけで、お金がもらえる謎の社会なんです。



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★ここから読むといいよ。

と、いうことで、ほかの企業から「ゴーストライター」として請け負ったこの仕事。どういうメンバーで仕事をしていたかを書いてみましょう。


Aさん:プロパー(発注元)の男性。見た目があまりにも悪すぎて過労死寸前。たぶん土日も帰ってないし、お風呂入ってるのかが心配。

Bさん:プロパー(発注元)の女性。元気で明るくはきはきしているが、技術のことをさっぱりわかってない。進捗管理メイン。本人も、技術がわからないことが心労の様子。


Cさん:うち側の会社のTL(チームリーダー)ほかの仕事も同時進行で見ているため、基本進捗管理しかしない。

Dさん:うち側の会社のベテラン。たぶん20年くらいの経歴があるので技術的にはかなり強い。と、いうか、たぶんこの人以外ほとんど技術わかってない。

Eさん:うち側の会社のベテラン?年齢的にはDさんと一緒だが、たぶん技術的にはあまり強くない。でも、気軽に質問できなくて辛そう。

ローズ:34歳未経験。わからないことを一切悪いと思ってないふてぶてしいやつ。別に手取り足取り教えなくていいが、なぜこの人たちが育成をする気がゼロなのか謎。


と、いうのが今回のメンバーです。ただし、ABCさんは、基本開発には携わらないので、実際はD・E・ローズの3名体制ですね。

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さて、そんなこんなで4月から入ったこの案件ですが、これがいわゆる「炎上案件」というやつでした。

今回の案件は、リプレイス案件というもので、新規に何かを作るんじゃなくて、そもそもすでに一度作ったものが、エラーが多すぎるので作り直してほしい。と、いう内容なんですね。

そもそも間違いだらけの内容を直せ。と、いう仕事だから、そりゃ大変なのには間違いないですね。でも、それは仕方ないんです。だって、だからこそ仕事であり、お金が発生するサービスとなるんですから。


そう。人ができないことややりたがらないことをやってこそお金がもらえるのはわかるんですが、そのやり方。は、大事ですよね。

まず、IT系で感じた事が、「人は働くことが当たり前である」と、いうことと「人は上から言われたことは必ずやるものである」と、いう意識が根強すぎて戸惑いました。\(^o^)/


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これは私の出身母体が、教育・人材系だったのでなおさらギャップが高かったのかもしれないですね。

基本的に若い会社は、「なぜ働くのか」「何を達成したいのか」に重きを置くので、一緒に働く人をすごく大事にしています。(※労働時間を除く)

その動機付け・モチベートの仕方が上手なので、どれだけ労働時間が長くても気持ちよく働けました。

組織の形態も、どれだけ上司がいうことでも、会社の理念やビジョンにそぐわないことは、いくらでも声をあげて改善提案をすることができます。(通るか通らないかは別として)

そうして、一緒に働く人がフラットでお互いを尊重しあう風土があるのも特徴でした。

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やばい。。。思ったより長くなったので、続きは、、、次回。\(^o^)/


平日案件は、ちょっとダメな日が出てきちゃうかも。どんじゃらしくじったな。お金払うから、なべさん代うちしてくれないかな?\(^o^)/



5月24日 なおりこ@恋カフェ(たぶん

5月31日 キャシさん@クラム

6月 7日 なおあん@ゆにこーん (たぶん)

6月10日 あすさん@リーフ(絶対)

6月14日 ふうじゃら@タイディ

6月25日 なおちゃん@ライム

6月25日 ふうたん@すみのえ
予備校・学習塾の運営は、メイド喫茶の運営にかなり似ているな。と、個人的には思っている。


①お客よりなぜかサービスする側が偉い。

お金をいただく側なのに、「せんせー」と呼ばれる謎の職業。せんせーは、変にへりくだったりせずに、むしろたまには威厳をもって接することが必要。メイドさんとそっくり。

②基本おしゃべりをするのが仕事

本当は、進路相談とか夏期講習の受講相談とかに乗るのが仕事だけど、80%くらいは、ほとんど生徒とどうでも良い雑談をしているだけの簡単なお仕事。お給仕よりも会話メイン。生徒の話をただ頷いていればOK。


③定期的にイベントをする

集客の為にイベントを企画立案する。ハロウィンは、仮装することもあるし、お菓子配るし、お正月特訓とかでお汁粉・お雑煮出したりもする。小さい塾だと、受験お疲れさま会で、コントをしたり、ダンスをしたりもする。教室長の裁量でわりとめちゃくちゃする。


④お客さんから手紙とかお菓子もらっちゃう
見事志望校に合格させても、させなくても、生徒から感謝の手紙とかもらえちゃう。あと修学旅行とか、卒業の時期になると、死ぬほどお土産・差し入れくれるのでお菓子が食べきれない。医学部だと、100万円とか渡して来ようとする。受け取るかどうかはあなた次第。


⑤お客さんとの恋愛禁止

恋愛じゃなくても連絡先交換禁止。イケメン・美人の先生は普通に生徒から連絡先を渡される。渡されない人は残念。実力主義。


⑥勤務が遅い・サービス残業が多い。

基本学校が終わってからのサービス開始なので、22:00に閉店しても、事務作業してから帰ると24:00近くになる。仕事終わってからのサービスと同じ。質問対応とかも特に報酬はない。そして、生活リズムが荒れる。


⑦事務に集中したいとき、イライラする

本当は勤務時間中に事務に集中すれば早く帰れるけど、目の前にお客さんがいるとなかなかできない。でも、内心粘着しまくる生徒には塩対応をする。


⑧2chで叩かれまくる

当然各校舎ごとの掲示板があり、生徒に厳しい対応をすると嫌われる。「ローズ氏ね」と、書かれまくり、一部の生徒から心配をされていた。


⑨自分は実は仕事をしないで人にやらせる

ここだけちょっと運営側になるが、「授業」は、講師がする仕事なので、実は自分は何もしない。人の努力をかすめ取るだけの簡単なお仕事。女の子に面倒な仕事を押し付けて、自分は何もしない運営とそっくりですね。


⑩土日に来客が集中するので、平日休みのケースが多い

普通の人とは、リズムが合わない。だから、友達もいない。



ざっと思いつくだけでも10点あげられる。以上の点から個人的には、メイドさんと教育関係者の相性はいいような気がする。私が知ってるだけでも、3件は、実際に結婚したケースを知っているし。。。

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と、いう感じで新しい職場についたローズだったが、平日休みになった点で、ますますメイド関係にハマるようになっていた。

当たり前だが、今の日本においては、休みは絶対に平日に限る。電車も朝夕を外せばそんなに混雑してないし、日中に遊びに行けば、どこもかしこも貸し切り状態だ。土日にディズニーやユニバに行っても楽しめないように、メイド関係も土日に行っても、群衆の一部となって、機械的に処理をされるだけなのだ。

その反面、通常の仕事をしている友人とは疎遠になりがちである。皆が休んでいる時には働かなくてはいけないので、休みを合わせて会う。なんて、ことはほとんど皆無だからだ。

しかし、そんな必要はローズには必要なかった。なぜなら、土日だろうが、平日だろうが、年末年始だろうが、ローズには、一緒に遊ぶ人などいなかったからだ。

こうして、ローズのメイドライフの第二幕、平日編が続いていく。
新しい職場で勤務が始まる3日前。私の携帯に突然電話がかかってきた。

「こんにちわ。今度から一緒に働く××の山中です~」

突然かかってきた電話口の向こうからは、あふれるほどのキラキラオーラがあふれていた。

「ローズさん、素晴らしい電話対応ですね。良い人そうで良かった。一緒に働けることを嬉しく思います。これからよろしくお願いしますね」

不意打ちにかかってきた電話にあくせくしながら、ローズは最後に締めくくられた言葉に「上手いな」と、素直に感心した。


当時の私がどんな電話対応をしたのか記憶が無いが、公務員という、電話対応の悪い見本の巣窟にいた私が、良い対応をしていたとは到底思えない。

しかし、こう言われて嫌な気持ちをする人はいないし、人間は期待をされればそれに応えようとする素直な生き物だ。

入社前の不安なもやもやは一気に消え去り、新しい職場で働くことをローズは待ち遠しく思っていた。


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千葉から次に移った職場は、神奈川と東京の境目にある町田市。

てっきり東京都民に戻れると思っていたら、住所が神奈川県だったのでびっくりした思い出がある。

新宿から小田急小田原線で約30分。駅前には多くのショッピングビルが立ち並ぶが、基本は住宅街の中のターミナル駅なので、23区内のような都会感はない。

ローズは、その点においては少しがっかりしたが、学習塾という観点においては、都会のど真ん中よりも、ちょい田舎の住宅街のターミナル駅は最高の立地だった。


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ローズの次の仕事はいわゆる予備校運営というものだった。塾や予備校に勤めている。と、いうと、先生なんですか?と、よく聞かれるが直接生徒に何かを教えたりはしていない。

立場上「先生」とは言われるが、基本的には入学の受付案内・手続きをしたり、講習の相談に乗るだけの簡単なお仕事だ。

先に謝っておくが、この予備校運営という仕事は、前までの環境と打って変わって、女子と若さに囲まれた仕事だった。

当たり前だが、お客さんは、基本的に全員15歳から20歳前後。(浪人生もいるため)
さらに、男子と女子だと、女子の方が塾など、決められたシステムでコツコツやるケースが多いので、4:6前後で女子高生の方が多い。

今までは、女性と話す機会すらなかったのに、女性という括りどころか、女子高生と話し放題。と、いう恵まれ過ぎた環境で、コンカフェに通うローズは、よほど女子が好きなんだろう。自分でもそう思う。

さらに、予備校も1000人近くの生徒を抱えているため、中には有名人もそれなりの確率で発生してくる。

個人名はもちろん出せないが、いわゆるAKB系列や、フィギュアスケートをやっている生徒、野球で甲子園に行く生徒まで、今までとは打って変わった「若さ」と「未来」に触れられる最高の仕事であった。

こいつ普通に可愛いなー。タレントみたい。と、いう生徒と、密室で面談をしてお金をもらう。

世の中には天国みたいな仕事があるんだな。

ローズは、職業選択の大切さを、しみじみと学んでいた。仕事選びは、本当に大切である。
新しい朝が来た。希望の朝だ。


入り口の重々しいシャッターを開けると、そこには秋葉原昭和通り口の駅前にある、のどかな公園の風景が広がっていた。


昨日の夜は散々だった。お客さんの愚痴だけならまだしも、女の子に関する愚痴は、これからお店に通うお客としてはマイナスイメージでしかない。

特に、彼氏に関する話は、いるんだろうな。と、思っていてもなかなか重い。

全員に関して聞いたわけではないが、およそ4割くらいは確認ができただろうか。もしかしたら聞いてなかったり、本人が隠してるだけであって、おおよそ6割前後は彼氏がいるのかもしれない。

ただ、逆に希望?の湧く話もいくつか聞くことができた。本人の自己主張なので、真相は本人のみぞ知るではあるが、中には本当に彼氏がいない人もいるみたいだ。お店の中でネタとしてよく話しているらしい。

さらに踏み込んだ話をすれば、今まで一度も付き合ったことが無い子(年齢=彼氏いない歴)も何人かいるようだ。個人的には興味が無いが、いわゆるそういう女性を好きな人にとっては、なかなか有益な情報だろう。

個人的に一番びっくりしたのは、今までのご主人様の中で、実際にメイドさんと付き合ったり、結婚までした人がいるという話が印象的だった。(結婚はこのお店なのか、他のお店か忘れたが)

確かに、爺やさんの面白いところは、嘘をついたりだましたりして?顧客とお店の関係を継続させようというよりは、お互い好きになったならそりゃしょうがない。だったらその事実(気持ち)を強引にもみ消すよりも、よりプラスになるように調整しよう。みたいなニュアンスの人だった。

カフェでは、メイドさんとの個人的な関係が禁止されているが、私は個人的には、カフェでも構わないと思うし、リフレであれば、お客さんのため。と、いうよりも、女の子のためにOKにしてあげたほうが幸せだと思うのだ。

前回の際に記載をしたが、リフレのお客さんは、社会的に身分が高かったり、裕福な人が多い。(もちろん人によるが)多少年齢が高めなところはあるが、中身が子供なケースが多いメイドさんにとって、彼らの包容力は、精神的にも経済的にも強いと思うのだ。

明確な目標があってメイドをやっている子なら別ではあるが、正直なかなか職につけない。生きるために働いている。と、いうケースであれば、私はご主人様と結婚することこそが最高の報酬であり、ゴールだと思っている。

お屋敷。と、いう舞台では最高に輝いている彼女たちも、ひとたび街中の群衆に紛れてしまえば、普通より可愛いか、厳しい目線で言えば、普通以下の単なるオタクになってしまう可能性もあるからだ。


そんなことをぼんやりと考えていると、爺やさんからこれから朝風呂に行きませんか?と、誘われた。

メイドリフレの人と一夜をともにしただけでなく、裸の付き合いを一度にするのは、さすがに経験が濃すぎる。と、思い、ローズは低調に断りながら、家路についた。


電車から差し込む朝日が非常にまぶしい。


様々なトラウマを生み出しながらも、なんだか大人になったな。と、感じるローズであった。
いつもはメイドさんがいて華やかな施術室も深夜で誰もいなくなると、静かでとっても不気味だった。お化けや幽霊など信じる類の性格ではないが、今までに通ったご主人様の、無念の怨念が残っているような気がして、何故か少し寒気を覚えた。

「よくお客さんがここに泊まったりするんですか?」

聞いてみたい気持ちはあったが、よく泊まっていても嫌だし、ローズが初めての人と、伝えられても嫌なので、その質問は結局できなかった。

お客さんを部屋に泊めているかどうかはわからないが、じいやさんは、お客さんとメールでのやり取りや、時にはご飯などには頻繁に行っている様子だった。

この行動には賛否両論あると思うが、私は経営的には良い判断だと今も思っている。


今となっては「ガチ恋」という言葉が浸透したが、リフレ系のお客さんは、ガチ恋中のガチ恋としか言いようがないお客さんばかりだった。

そりゃそうだろう。世間では結婚のチャンスに恵まれなかった男たちが、一時の間とはいえ、世間では珍しい可愛い女の子と過ごせるのだ。しかも、相手は自分に近い趣味を持っており、また、基本的には自分のなすこと、言うことをほめたたえてくれる。これで、好きにならない方がおかしいだろう。


単純に、相手が素晴らしい。と、いうことに加えて、積み上げた金額から、リターンを求めたくなる気持ちもあるのかもしれない。

1時間約6000円で週に1回しか通わなくても、月に24000円。週に2回通えば月に約5万円だ。これを1年、2年と続けていけば、100万円、200万円もあっという間となる。

金額が大きくなったから、付き合えるというわけでは決してないとわかっていながらも、お金を払うことしかできない。お金を払っても解決できないもやもやは、やがて大きな怨念となり、女の子に向かってしまう恐れがある。

そんな大きな図体をした大人のもやもやを上手く緩和させているのが、じいやさんの役目だったと思う。


では、こうして深夜の施術室に連れ込まれたローズは、ガチ恋をこじらせていたかというと、決してそんなことはなかった。

確かに好きな女の子はいたが、その子と結婚したいと思ったこともないし、お店の外でデートしたい。と、思ったこともなかった。

私の頭の中では、自分がある程度楽しければ良いと思うとともに、相手が楽しんでくれればいいな。と、思うことで精いっぱいだった。

と、いうかあんなに可愛い女の子を、お金の力関係なしに、どうやってもてなすのかが当時も、今もわからない。

自己中心的に相手を所有するよりも、相手が自分のことをいい人だな。と、思うことがゴールというピュア中のピュア。プラトニック中のプラトニックが当時のローズだった。


じいやさんも、そんなことは当然お見通しだったのだろう。別にローズのガチ恋病を緩和させてくれるために、呼び出したわけではなかったらしい。どちらかというと、その日はじいやさんの愚痴をひたすら延々と聞かされ続けた。


とある子がリラックマが好きと言ったら、毎回おかえりするたびにリラックマの人形を持ってくるお客さんがいる。女の子もいまさら止めるに止められない。

あの女の子は、お客さんの前ではいい子だが、裏では口が悪い。指導はしているが対応に困っている。

あのお客さんは、連絡先を交換するのが好きで、新人をすぐに狙ってくる。みんなしてるからしようと持ち掛けるので、最初の研修で注意するように伝えている。

あの女の子は、彼氏の趣味が悪い。いつもお店が終わった後にチャラい格好で車で迎えに来てもらっているが、お客さんと会うからやめろと注意してるのに辞めない。


よくもまぁ、これだけ話があるものだ。と、ローズは感心した。

最初は楽しいと感じる部分もあったが、終わりが見えない状況になると、夜って長いもんだな。と、ローズは感じ始めていた。


いつもはあっという間に60分が終わる施術室の会話が、永遠に続くんじゃないかとローズは絶望していた。

始発、何時だっけ。

当時は、まだまだ時刻すらも調べられないようなしょぼいガラケーをいじりながら、爺やさんは、尽きることなくお店の話を続けていた。

深夜3時過ぎ。
メイドリフレの夜コースは、まだまだ終わりを迎えなかった。

はじめは遅い時間にお店に行くのなんて嫌だった。なぜなら、22:00にお屋敷を出てしまったら帰宅するのは23:00近くになってしまう。次の日も仕事があるのだから、秋葉原をちょっとめぐって19:00くらいに女の子と話し、いい気分のまま20:00くらいに家路につきたい。と、考えるのが、普通の人の考え方だ。

その子の一日の終わりを自分にしたい。こう考え始めたら、もはや末期だ。いつでも、自分の訪れたいときに好きなように訪れることができるのが、リフレでもカフェでも強みなのに、少しでもお屋敷に長くいたいとローズは徐々に考えるようになってしまった。

お昼過ぎに、本命以外の子と短い時間で入り。アキバをぶらぶらしてから、帰る最後の時間帯にお気に入りの子と長い時間入る。遅い時間になればなるほど、なんとなくディープな常連客が多くなってくる。ローズも若い身柄ながら、すっかり汚れてしまっていた。

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そんな風に遊びまくっていたから、ローズは割とお店の中ではモテたと思う。リフレのお客さんは、比較的年齢層が上の人が多かったので、やっぱり年が近いほうがメイドさんも話しやすかったのだろう。

推測になってしまうが、平均年齢は40歳前後だろうか?社会的にもそれなりの身分になって、しかしながら、結婚もいまさら相手を探すには少し疲れてしまって。お金は気にしないから週に1~2回可愛い女の子に癒されたい。と、いう人たちが多かったのだろう。

彼らは、心だけじゃなくて、体も疲れていたのだろうから、メイドリフレは、社会的貢献性の高い非常に優れたシステムだと思う。

メイドリフレは、基本的には施術中には1:1だが、施術が終わった後に、控室でお茶を飲むというサービスがある。

これは、本当の?リフレクソロジーでもあるサービスで、血行が良くなった後に、水分を取ると毒が排出なんたらかんたららしいが、ようは、リフレ後も、やりようによっては、メイドさんに粘着できるよ。と、いうメイド泣かせの?サービスだった。

もっとも、稼働率が高かったアニーでは、あまりメイドさんがお茶を引いていることはなく、すぐに次の施術に行ってしまうため、実際に話し相手になってくれるのは、店長やじいやさんなど男性のケースが多かった。

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最初は女の子と話すことが目的だったが、そのうち、じいやさんや店長ともかなり仲が良くなっていった。やはり女の子との話は楽しいが、男同士の話というのも実に楽しい。

このじいやさんや店長という職業。はたから見ると楽しそうに見えるかもしれないが、話をよくよく聞いていくと、かなり孤独だったようだ。

基本的に扱うのはすべて女の子で、しかも若い、アルバイトという身分。精神もまだまだ未熟であるし、実際につらい思いをして働いているのは女の子のため、店側への不満は相当なものらしい。

人生の百戦錬磨に見えるじいやさんでも、かなり参っているときがあったし、まだ若かった店長は、何度も精神を病んでしまったことがあったようだ。

話を聞くのが好きだったため、そういう話を徐々にしてくれるようになったとき、だんだんと、閉店時間後も話し込むようになっていった。

今だから言えるが、お客さんからもらったお菓子や差し入れを分けてもらいながら、近くで買ってきたビールなどを飲みながら、一緒に閉め作業をしたりしていた。

お客さんには申し訳ないな。と、思いつつも、こんなに大量のうまい棒を誰が一体食べるのか。と、お店側の気持ちもなんだかわかるような気がした。

ここまでもまぁ、よくある話かもしれないが、ある日、話が随分と盛り上がり、終電が本当に間際の時間まで伸びてしまったときがあった。

私は、あわてて帰ろうとしたが、爺やさんは、まだ話したりなかったのか。大丈夫。と、私を引き留めた。

何が大丈夫なのかわからなかったが、まぁ、何とかなるか。と、そのまま店で話し込んだ。すると爺やさんは、上へ行きましょう。と、ローズに話を持ち掛けた。

確かに。ここはリフレ店なので、寝ようと思えば寝られるスペースが存在していた。普段はメイドさんと二人きりになる神秘的な空間に、なぜ初老の男性と冴えない若い男が深夜にその空間に侵入していく。

長いご主人様生活10年近くの中で、唯一お屋敷に宿泊した、不思議な夜の始まりであった。
今ではSNSと言うツールがあり、お屋敷にご帰宅しない時にも気軽にクソリプを飛ばして己の存在感をアピールすることができるが、当時は、意中の女性とお屋敷外で関わることはほとんどできないホワイトな環境だった。

あえて言えば、「ブログ」と、いうものがようやく流行り始めたころであり、時代に敏感なメイドさんが、何人かやっている。程度のレベルだった。しかも、ブログをしいていても、コメントを開放していることはまれであり、ましてやそのコメントに返事が来るなんてことは当時の感覚から言うと「ありえない」と、いう雰囲気だった。

サービスを受けたければ、お金を払ってお店に来い。と、いうシンプルなシステムだろう。この業界の「あるべき姿」が、当時はきちんと守られていた。


ネット以外のコミュニケーションツールとしては、最近はほとんど見なくなってしまったが、お店の「交換ノート」みたいなものがまだまだメインで活躍している時代だった。

待ち時間に暇を持て余したメイドさんや、お客さんが、待合室で書き込むノート。こちらには、「お金を払って遊びに来た」からか、メイドさんからも基本的には返事が返ってきていた。

最初は控えめにしていたローズも、色々な子と知り合いになるにつれ、女の子に絡みたいと、思えるタイミングが多くなり、わりと頻繁にノートに書き込み始めた。

今考えれば、、、いや、今考えなくとも、全員が見れる環境である交換ノートに書き込みまくるローズは、「ウザイ」やつだろう。

しかし、当時のローズはあほなので、周りの目線を気にすることなどなく、むしろ俺は面白い、素敵なご主人様だと勘違いをしていた。

お金を払う立場と受け取る立場をいいことに、挙句の果てには、手書きで書くのが面倒なので、パソコンで入力して、印刷した見開き2ページ分相当の内容をのりで張り付けた。と、いう記憶は、今となっても黒歴史だ。

死にたい。なぜ、私はあんなことをしてしまったのか?しかし、そんな黒歴史をいくつ生むことができたか?が、私はコンカフェ界隈の実力(顧客満足度の高さ)だと思っている。

別に痛い人かどうかなんてどうでもいいのだ。特別メイドさんに危害を加えたり、犯罪を起こさない限り、彼らがやりたいと思うことを、100歩引いて温かく見守ってあげれば満足をするのだから。そう、コンカフェは、勘違い万歳の世界なのだ。

さすがに見開きでページを独占することに、一抹の不安を感じていたローズも、お店全体でのよいしょ作戦?で、褒められまくり、かなり気をよくしていた。

しかしながら、さすがにあの独占を続けるのはやばいな。と、思ったので、自分の得意分野である、ブログを開設することを心に決めた。

そう。今やコンカフェ界のネットアイドル。ローズさんの華々しいデビューである。

http://yaplog.jp/baronroze/archive/2


当時も今も、お客さんが勘違いをして書いているブログは多々あるが、きっと当時のローズのブログも、更新されるたびに女の子のグループラインで、あいつマジきもい。よく、あれだけ勘違いできるよね。と、噂をされていたことだろう。

良かった。当時の私は、そんなことを知らなくて。(知ったうえで続けていたら、屈強のメンタルタフネスを証明することになるが・・・)


これ以降の話については、このブログと並行して読むと、面白いかもしれない。(※でも長いのでオススメしない。)

もちろん、こちらで書く新規ブログは、一度書いていることの焼き直しをしてもつまらないので、今だから書けることを、ガンガン書いていくつもりである。

と、いうことで、次回。お店に通いまくったローズが、いよいよ初めてお店の人と繋がる話を初公開なのでこうご期待!

有給消化期間は、約一か月もあったが、ローズはどこに旅行に行くわけでもなく、自転車で千葉からアキバまで行くという、弱虫ペダルのようなアホなことをしていた。

時間はあるけど、お金はない。お金はあるけど、時間が無い。と、いう矛盾を唯一覆せる有意義な期間であったが、視野の狭いローズにとって、秋葉原はまだまだ世界の中心だった。その頃、世界はどんどん広がり続けていたのに…。


前回話をした指名制度の話だが、実はお気に入りの子に入るためには、指名する以外に方法がある。

それは、シフトを把握してからこっそり外からお店を覗いて、誰が待機をしているのかを確認するのだ。

お気に入りの子がいれば、フリーで入ってもその子になる可能性が高いし、その子がいなければフリーで入っても当たらない可能性が高い。

これは、シフトが公開されていなかった時代のコンカフェでも有効なテクニックだった。(ちなみに嫌われるやつ)

まぁ、カフェと違って、リフレはすでに予約済のお客さんがいるかもしれないので、待機しているかどうかでフリーに当たるかはまったくわからないのだが…。

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最初はフリーで入ることが多かったローズだが、その後は基本すべて指名で入るようにした。

推しと確実に入りたいという理由もあったし、推しが周りにばれないようにごまかしていた。と、いうのもあるが、単純にそうしたほうが良い。と、いうことを直感した。

10分しか施術しない場合でも指名を入れていたので、ローズはお店の中でかなりモテた。(もしくは、モテた。と、感じた)

普通に考えれば、指名ができるお店で推しを複数作るメリットはない。なぜなら、シフトは公開されているので、自分と、推しのシフトでかぶるときに予約を入れればよいからだ。(そういう意味では非常に合理的なシステム)

ローズは、当時は、Sちゃんが好きではあったが、別に他の女の子に興味が無い。と、いうわけでもなかった。やはり、どの女の子も長く続けていれば、それぞれ得意な話題を持っているし、その女の子を攻略するにはどうしたらいいか。なんて考えるのが楽しかった。

最近はすっかりさびれてしまった?が、昔の恋愛ゲームの、複数同時攻略的な気分である。

正統派のめちゃくちゃ可愛い中川翔子似と言われていた予約がいっぱいすぎてだいぶ先じゃ入れないRさんとか、見た目すげぇ可愛いし、たぶん20歳前後だけど、リフレやる気なさすぎて、押すというかなでてるレベルのSさん。

今思い返せば、秋葉原のメイドさんは、奥が深い。当時のローズからは、20代後半でやけに落ち着いた人だなー。と、思っていたけど、様々な経験をした今思い返すと、たぶんあの人は、30代後半だったり、子供がいる人妻だったのかな。なんて、思う。

そして、ポンバシよりも先行してアキバの状況に、今のポンバシは近づきつつあるのかな?とも、感じたりもする。(別にダメじゃなくて、むしろ良いと思っている)

推しが一人であれば、その子がいないときに、おかえりするときはないのだが、箱推しになると、それはもう、二度と引き返せない沼である。

ローズ、リフレでの箱推し伝説の開幕であった・・・。
  
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