キャリアアップ プリンセス☆ローズの目指せプロご主人様への道 私の新人時代(24) 忍者ブログ

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2017/06/01 (Thu)
私の新人時代(24)
私たちがメイドさんを好きになったとして、私たちは彼女たちにいったい何ができるのだろう?

プレゼントを送れば良い?個人的に食事に誘えばいい?ただひたすらにお店に通えばいい?

それはコンカフェ業界に10年通った今でも、答えははっきりわからない。ただ、いつの時代も、どこの場所でも、正攻法は、「売っているもの」を買うことだと思う。

ローズが色々な女の子と話すとき、特にアイドル(自由業)の女の子と話すと、すぐに商品だったりサービスの話をして、ローズさんはすぐにお金にしようとする。と、言われることが多い。

この言葉を聞いたとき、確かに「はっ」としたことがあって、自分でも何でそんな風に考えるかわからないときもあったが、今ならはっきりと答えを出すことができる。それは、女の子にお客さんとの「絆」を作る機会を多くしてほしいと思っているからだろう。

「お金」といわれるが、その「お金」こそが、お金「だけが」唯一、お客さんと女の子をつなぐ機会なのだ。その機会が多ければ多いほど、お互いが幸せになれるはずである。

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しかし、「売っている」からと言って、買い過ぎてはいけないのが、この業界の難しいところだろう。

シフトに多く入っているからと言って、毎日会いに行っても、それが1年と続けば、話すこともなくなるし、カップルではないが倦怠期に陥ってしまう。

本来お金を払っているのだから、お客側は、正規のお金を出しさえすれば、そんなことを気にせずに「楽しませてもらう」ことに専念すればいいのだが、女の子も毎日シフトに入って極限状態になっていると、そうじゃなくなってしまうのが面白い。

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当時は休日のたびに喜々としてお店に出かけて行ったが、今思えば、60分近い間の時間、いったい何を話していたのだろうか?

とてもとても楽しくて、あっという間の時間だったことは覚えているが、今思い返すと、何を話していたのか覚えていない。

次の休みが来るまでに、たくさん話したいことが溜まっていった気持ちは、今はどこに行ってしまったのだろう。

でも、だからといってその時間が嘘だったわけではないと思う。確かに何千何万の大切だったはずの言葉たちは消え去ってしまった。でも、そこに残ったのは「好きだった」という時間と事実だけだろう。

それはまるで10年と熟成して作り上げたワインのヴィンテージボトルのように思える。長年の時間が作った澱を取り除き、その上澄みだけを取り出すと、好きというピュアな気持ちだけが残る。

メイド喫茶におけるお客さんと女の子の関係は、まさに「純愛」と呼べるべき、ピュアで美しいものだと思う。

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時々、話すことも無いのに?指名をし過ぎて、少し険悪なムードになりかけたこともあったが、仕事は仕事で充実していて、また週に2回程度しか会うことはなかったので、Rさんとの関係はわりと良好に続いていった。

好きだという気持ちを持ちながらも、最終的に気持ちを打ち明けるわけではなかったローズだが、もしかしたらRさんは、自分のことが好きなのではないか?と、思えることがいくつかあった。(※オタクが小さな出来事に一喜一憂するやつ)

個人的には、施術時間の長さ。が、その目安になるのではないか。と、思っていた。

例えば40分の施術を頼んだ時、タイマーをかけているので、だいたい40分で施術は終わるのだが、少しおしゃべりに夢中になってしまったり、あと少しで自分の満足できる?施術をやれる。と、いう時には、女の子が自発的にサービスで延長をしてくれるのだ。

サービスといってもせいぜい長くても5分前後で、その他のカフェやアイドル物販とかでも、推されオタは、他の人より長く話せたりするのと同じだ。

しかし、Rさんのローズに対する時間は、通常とは異なっていた。だいたい10分くらいオーバーはデフォルトだったし、お客がいなくて暇なときには、最大で40分近くオーバーしたこともある。

最初は10分くらい多く話せると、ローズ好かれてる。と、自画自賛をしていた時期もあったが、あまりにRさんの度合いが超えてくると、なんだか怖くなってしまっていた。

それは、支払っている金額よりもサービスを受けているという罪悪感でもあったし、どちらかというと、リアルにRさんとの関係が進んでしまうという現実感にビビッていたのかもしれない。

今となっては確かめるすべもないのだが、あれはサインだったのだろうか偶然だったのだろうか。鈍感なローズもさすがに通常ではない流れを感じていた。

ここは、男らしく告白などするべきだろうか?

そう思い始めていた時期に、ローズに大阪異動の話が舞い込んできた。

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