キャリアアップ プリンセス☆ローズの目指せプロご主人様への道 私の新人時代(25) 忍者ブログ

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2017/06/02 (Fri)
私の新人時代(25)
大阪異動の話を聞いたとき、「やっぱりな」と、思いつつも、いざ言われてみると、「どうしよう」と、いう気持ちがせめぎ合った

当時の会社の状況が全国に積極展開中なので、絶対に異動はするだろうな。と、いうことはある程度予測はついていた。

しかしながら、プライベートの面でもそれなりに基盤を築き、仕事の面でも順調に言っていた状況をいざ手放せるか。と、言われると正直心に迷いは生じていた。

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今までの流れを見ると、プライベートが大事なように思われているかもしれないが、私にとっては同じくらい仕事の面も充実していて楽しかった。

若い会社は、本当に楽しい。40代・50代の価値観の違う偏屈で働かないおじさんは、ひとりもおらず、自分たちが会社のすべてを動かしているという感覚が強かった。確かに仕事量が多いが、すべての判断を自分でできる喜びがあった

一緒に働く正社員は、おおよそ5歳前後の違いしかないし、一緒に働くバイトも学生から舞台役者・お天気お姉さんを目指すフリーターなど、塾業界は、通常とは少し変わった人の集まりだった。

教育業界という夢を売るキラキラ感も相まって、毎日が本当に楽しかった。仕事が終わったあとは、ほぼ100%でみんなで飲み歩き、若さゆえの熱い毎日を過ごしていた。

仕事仲間は私のプライベートを知らないし、プライベートの仲間は私の仕事を知らないが、その二つを両立させている状況を知ったらかなり驚くだろう。ブログもほぼ毎日記載しており、まさに鉄人としか言いようのないいわゆるヤングフルデイだった。。。

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しかしながら、結論から言えば異動の打診に拒否権はほとんどなかった。当たり前だが、彼らの仕事は、希望する社員に異動を承諾させることで、あらゆる手段を使ってネゴシエーションをしてくるので、一度異動を通告されたら、抵抗するだけ時間とお互いの労力の無駄だった。

もともと成長意欲が強く、未知の環境である「大阪」に強いあこがれを抱いていた私は、打診からわずか1日で大阪異動を承諾した。

このことをYさんに告げた時、Yさんは涙を流してローズの異動を悲しんでくれた。あぁ、どんな人にもこうして涙を流せるなんてこの人は情に厚い人だな。と、思っていたが、どうやらそうではなかったようだ。

異動の前日も最後まで二人きりで飲んでいて、いつも2時過ぎくらいには終わりになるのに、その日だけは朝方まで帰りたくないと言ってくれていて、「今日は引っ越しなのに面倒だな。」と、思っていた鈍感なローズには、もったいない人だったと思う。

彼女はすでに結婚をしてしまっていたが、もしも誰かと結婚するのであれば、私はYさんを選んでいたと思う。


こうして、転職したものの、何も成し遂げないまま、ローズは大阪異動の日を迎えていった。
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