2025/04/30 (Wed)
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2017/12/11 (Mon)
メイドノマド特別ブログ ~ノマド化するメイド喫茶~
//本当は来週の公開予定だけどかけたから公開。\(^o^)/ 毎日見てる人はラッキー。\(^o^)/
public class HelloWorld{
public static void main(String[] args){
System.out.println("Hello World!!");
}
}
おはよう世界!!
こんにちわ!メイドノマド会の皆さま。\(^o^)/
特にプログラマーの仕事もしていないし、むしろ仕事してないし、挙句の果てにはメイド喫茶にも通ってもいない、ただの素人が、今年も出しゃばってブログを書いてみるよ。\(^o^)/
いつもはテキトーに気軽に書いているけど、今日は大勢の人が見てると思うと、うかつに悪口をかけないので緊張しますね。\(^o^)/
最近は、メイドノマド会の規模が拡大しすぎていて、私みたいな誤主人さまが書き込んで申し訳ないのですが、まぁ、暖かい目で見守ってあげてくださいね。\(^o^)/
○前提としての旧メイド喫茶
さて、今日はメイドノマド会にふさわしいのかどうか不明ですが、ノマド化するメイドさんたち。と、いうテーマで記事を書いてみましょう。
まず、最近の労働環境を論じる前に、過去のメイドさんの労働環境がどんなものだったのかを確認しておく必要があるでしょう。
ちなみにここからの話は、関西で聞いた話ですし、そもそも私が働いていたわけではなく、あくまでメイドさんから聞いただけの伝聞になってしまうのですが、一応全国津々浦々のメイド喫茶もこれに近かったのではないかな?と、思いますので、まぁ、前提は成り立つとさせてください。\(^o^)/
さて、コンカフェ黎明期のメイド喫茶は、おそらくどこのお店も、かなり労働環境としては悪いものだったのではないでしょうか?
「やりがい搾取」という言葉が浸透し、「ブラック企業」というワードが誰にでも通じるようになった昨今、過去のメイド喫茶のほとんどは、
①交通費が出ない
②前後の準備時間が労働時間に含まれない
③イベント時の衣装などの費用はすべて持ち出し
④チェキ・ドリンク・シャンパンなどの労働に対してバックが少ない(出ない)
⑤会議・イベント考案・準備に関する時間は無給
と、いうパターンが多かったと思います。(※もちろんちゃんとしてたお店もあると思います)
まぁ、交通費については100歩譲って良いとしても、②の場合は、片づけに1時間程度かかるお店は多かったでしょうし、④のチェキの宿題を自宅でやる場合にも、無給労働になっていたケースが多いでしょう。
バースデーや卒業などのブロマイドや景品づくりのために費やした時間が無給だったケースもあるでしょう。(莫大な売り上げがあるにも関わらず。オタクからある程度高額なプレゼントを受けとったり繋がっても、責めることはできません。。。)
特に関西のとあるグループ店舗では、「手作り料理」を出すことが当たり前となっているので、事前の買い出しから料理作成までを含めると、2~3時間無給であることもざらだったようです。
さらにその企業のあくどいのは、お店の飲食でたまったポイントカードに対してのサービス(おでかけという名の公式店外)に対しても、「無給」だったというのですから、ブラック企業も真っ青のブラックさですね。
黒なのに青ってどういうこと?ですが。黒は青より黒し?\(^o^)/
○時が経つとともに増える現役メイド・元メイド
とはいえ、前述のような企業も、あながち悪くもないと思うのです。なぜなら、初期のコンカフェは、店舗数が少なかったので、採用のためのハードルが非常に高く、メイドになりたい。と、あこがれを持っていても、なかなか働くことができませんでした。
そんな採用環境で、厳しい労働条件。とはいえ、誰にでもメイドになれる機会を開いたのは、今のメイド喫茶のすそ野を広げるきっかけになったと思います。
そんな感じで、店舗数が拡大されていく中、当然ながら卒業するメイドさんも次々と量産されていくことになりました。
初期のお笑いやバンドブームの際にも、ある程度やったら後進に道を譲るというか、若気の至りは終わったと考えるのか、「いつまでもメイドやってる場合じゃないよな」「いつまでも続けられる仕事じゃないよな」という考えが、どのメイドさんにも頭の片隅にあるようでした。
お給仕してから2~3年もすると、お客さんとやメイド同士の関係に疲れたり、そもそも新しい何かをしてみたいな。と、いうことで卒業するメイドさんが多いのです。
しかしながら、バイトという形ではあれ、全権委任で自分の好きなように仕事ができ、かつそれによって批評をダイレクトにもらう。と、いう経験をしてしまった一部の有能なメイドさんたちは、通常の仕事や主婦の仕事では満足できず、またコンカフェ業界に戻ってきてしまうのです。
そんなときに訪れたのが、AKBなどのアイドルブームであり、そのブームが卒業した女の子たちの格好の受け皿となっていったのでした。
○アイドルブームが明らかにしたもの
AKBのような事務所に所属している大手のグループと違って、事務所に所属しないで個人で活動をしているアイドルを「地下アイドル」と呼んだりします。
地下アイドルは、売れないバンドマンと同じように、小さな小さなライブハウスなどに出演し、そこで1枚当たり500円~1000円程度のチケットバック(自分目当てで来てくれたお客さんのチケット代)と、写真やチェキ撮影などの物販代によって、収入を得る仕事です。
正直、見た目が可愛くなくても、ダンスができなくても、歌がへたくそでも地下アイドルの仕事が成り立つため、関西では、お店に所属して知名度を得てから、地下アイドルにステップアップする。と、いうケースが定番になってきました。
なぜなら、今まではチェキを撮っても100円前後しかもらえなかったのに、地下アイドルになって撮ったチェキは1枚500円全額がもらえるのです。(※今では1000円になりました)
お客さんの中には変わった人も大勢いて、例えばチェキが大好きな人は、一度に10枚、20枚撮るケースもさほど珍しい光景ではありません。
そうなると、お店ではこんなにお絵かきするの面倒だな。と、思いながら20枚お絵かきしても2000円しかもらえなかったのに、地下アイドルでは1万円ももらえてしまうことになったのです。(※今だと2万円です)
そこで彼女たちはようやく気づきました。
いったい私たちはどれだけ自分の価値を中抜きされていたのだろう・・・。
○女性が主役の業界において男性の価値はない
今までは考え無しに働いていた女の子も、徐々にお金の稼ぎ方を覚えていきます。
例えばライブの主催をして、80人の女の子を集めたとしましょう。
ライブチケット3000円×80人=24万円。そこからライブ会場代5~10万+女の子へのチケットバック代500円~1000円×80(2~4万)を差し引いても、1回あたり10万円の利益が出ます。
これ、月2回実施すれば、十分生活できますよね?しかも、これに自分の物販代金上乗せできますから。
さらに、生誕などの年に1回のライブを主催して、200人前後集めてしまったら、40~50万儲かりますよ?お金払ってるオタクよりよほど裕福ですね。\(^o^)/
また、平日のライブ会場は、場所によってはバーカウンターを利用して、特定の女の子と会える運用をするケースが増えてきました。まさに簡易版のコンカフェです。(正確にはガールズバーですが)
こちらも、1回2万円前後でレンタルでき、客単価2000円のお客さんが30人来たら6万円の売り上げが出ることが、徐々に明らかになってしまいました。
料理を出したりもするケースや人を雇ったりするケースがあるので、その材料費とかを経費として差し引かなくてはいけないのですが、おおよそ6時間の営業で1万円から2万円の利益が出てしまいます。
今までは、5時間の営業で、暗黙の残業時間1時間を加えて6時間と考えると、時給1000円のお店では5000円しかもらえなかった労働が、時給2000円から3000円だったと気づいてしまったのです。
こうした事態に恐れたお店側は、個人でイベントをすることを禁止したり、ライブ活動を禁止するように求めましたが、当然ながら、たいした仕事もしない男性の管理職になんの価値もありません。
自分に自信があるメイドさんほど、どんどん独立をしていく流れが出来上がってきました。
○構造が似ているITエンジニアとメイド
こういう話を聞くと、ITエンジニアを思い浮かべてしまうのは私だけでしょうか?
特定派遣の企業では、時給5000円くらいで派遣しておきながら実際にもらえるのが、2000円前後の相場だったり、終わらないデスマーチで時に、残業代が出ないケースもあったり。
また、常に新しい言語や技術が発達するため、若ければ若いほど価値がある。と、思われるところも似ていると思います。
しかしながら、このメイドノマド会の皆様のように、実力がある人間はどんどん独立をすればいいのです。
メイドさんも、エンジニアもそうですが、日本においては、実際に「現場で物事をなしている人」への評価が低すぎますよね。
これからは、美容師さんやマッサージ師?など特定の顧客(ファン)をつけることができる人は、お店に所属せずに、自分の顧客と時間を合わせて、完全予約制などで働く時代が来るんじゃないか。などと予測されていますね。
自分のやりたい案件を、自分の好きなペースで、自分の好きなお客さんとできる。
メイドさんとIT業界はとても親和性が高いので、メイドノマド会のようなイベントが発足したのは自然な流れでしょう。
○ノマド化するメイドたち
と、いうわけで、現在の大阪では、特定の店舗に所属しない女の子が増えました。
地下アイドルをそこそこにやりながら、定期で、日本橋界隈のお店をレンタルして、自分のカフェを開く。という、スタイルが徐々に定着しつつあります。
そういう女の子たちに必要になってくるのは、「場所」というわけで、現在関西では、単体戦隊恋レンジャーさんの開いた恋カフェというお店と、白野楓子さんという元メイド・現役地下アイドルさんの開いた「めーぷる902」というお店が、レンタルスペースとして機能しています。
関東がメインのメイドノマド会ですが、関西にお越しの際は、ぜひこういった独立した地下アイドル兼メイドのような存在の人たちにも触れあってほしいと思うのです。
本来のメイドノマドのような環境ではないですが、志を同じとする?フリーランス仲間として、また別の意味での刺激となるでしょう。。。
○向上した労働環境と、これからの課題
しかしながら、お店側も、ただ手をこまねいて女の子の独立を眺めているわけですはありません。
当然、人には得手不得手があり、経理から営業・さらにはクレーム処理・トラブル対応まですべてを一人で行うのは手間なため、改めてお店の価値が見直される場面も増えたのです。
お店側も、いかに有能な人材を確保するか?が大事なので過去のような劣悪な労働環境で女性を酷使することは辞め、売り上げに応じた時給・バックのシステムが整えられるようになりました。
また、成功者のうわべだけを見て、この業界に飛び込んできた新人は、例にもれず、過当競争の渦に巻き込まれ、大半が敗者として沈んでいきます。
それはそうでしょう。お店で過酷な労働と引き換えに彼女たちが得た「ブランド」や「信用」をマネタイズ(切り売り)して商売が初めて成り立つので、若さ以外の価値が無い新人がこの業界に飛び込んでも成功するはずがありません。
過去に成功をおさめた実力者も、時代が変われば求められるものも変化するし、自分自身が過去に築いたブランドも、いずれ無くなってしまうので、常に努力することが求められます。
常に競争にさらされる業界ですから、自分自身のセルフプロデュース能力に加え、容姿なのか、歌なのか、料理なのか。いずれかの分野で突出した個性が無ければ、勝ち残れないのです。
そんな新規参入のハードルの低い、レッドオーシャンな業界での勝ち方は、メイドカフェコンサルタントおよび、地下アイドルプロデューサーのローズ氏に依頼いただければいつでもアドバイスいたしますが、それはまた別の話。
と、いうことで、今日のブログはここまで。\(^o^)/
メイドノマド会の発展とともに、メイド界もIT業界もますます発展していくことを祈念しております。
それでは皆様、また来年。\(^o^)/
public class HelloWorld{
public static void main(String[] args){
System.out.println("Hello World!!");
}
}
おはよう世界!!
こんにちわ!メイドノマド会の皆さま。\(^o^)/
特にプログラマーの仕事もしていないし、むしろ仕事してないし、挙句の果てにはメイド喫茶にも通ってもいない、ただの素人が、今年も出しゃばってブログを書いてみるよ。\(^o^)/
いつもはテキトーに気軽に書いているけど、今日は大勢の人が見てると思うと、うかつに悪口をかけないので緊張しますね。\(^o^)/
最近は、メイドノマド会の規模が拡大しすぎていて、私みたいな誤主人さまが書き込んで申し訳ないのですが、まぁ、暖かい目で見守ってあげてくださいね。\(^o^)/
○前提としての旧メイド喫茶
さて、今日はメイドノマド会にふさわしいのかどうか不明ですが、ノマド化するメイドさんたち。と、いうテーマで記事を書いてみましょう。
まず、最近の労働環境を論じる前に、過去のメイドさんの労働環境がどんなものだったのかを確認しておく必要があるでしょう。
ちなみにここからの話は、関西で聞いた話ですし、そもそも私が働いていたわけではなく、あくまでメイドさんから聞いただけの伝聞になってしまうのですが、一応全国津々浦々のメイド喫茶もこれに近かったのではないかな?と、思いますので、まぁ、前提は成り立つとさせてください。\(^o^)/
さて、コンカフェ黎明期のメイド喫茶は、おそらくどこのお店も、かなり労働環境としては悪いものだったのではないでしょうか?
「やりがい搾取」という言葉が浸透し、「ブラック企業」というワードが誰にでも通じるようになった昨今、過去のメイド喫茶のほとんどは、
①交通費が出ない
②前後の準備時間が労働時間に含まれない
③イベント時の衣装などの費用はすべて持ち出し
④チェキ・ドリンク・シャンパンなどの労働に対してバックが少ない(出ない)
⑤会議・イベント考案・準備に関する時間は無給
と、いうパターンが多かったと思います。(※もちろんちゃんとしてたお店もあると思います)
まぁ、交通費については100歩譲って良いとしても、②の場合は、片づけに1時間程度かかるお店は多かったでしょうし、④のチェキの宿題を自宅でやる場合にも、無給労働になっていたケースが多いでしょう。
バースデーや卒業などのブロマイドや景品づくりのために費やした時間が無給だったケースもあるでしょう。(莫大な売り上げがあるにも関わらず。オタクからある程度高額なプレゼントを受けとったり繋がっても、責めることはできません。。。)
特に関西のとあるグループ店舗では、「手作り料理」を出すことが当たり前となっているので、事前の買い出しから料理作成までを含めると、2~3時間無給であることもざらだったようです。
さらにその企業のあくどいのは、お店の飲食でたまったポイントカードに対してのサービス(おでかけという名の公式店外)に対しても、「無給」だったというのですから、ブラック企業も真っ青のブラックさですね。
黒なのに青ってどういうこと?ですが。黒は青より黒し?\(^o^)/
○時が経つとともに増える現役メイド・元メイド
とはいえ、前述のような企業も、あながち悪くもないと思うのです。なぜなら、初期のコンカフェは、店舗数が少なかったので、採用のためのハードルが非常に高く、メイドになりたい。と、あこがれを持っていても、なかなか働くことができませんでした。
そんな採用環境で、厳しい労働条件。とはいえ、誰にでもメイドになれる機会を開いたのは、今のメイド喫茶のすそ野を広げるきっかけになったと思います。
そんな感じで、店舗数が拡大されていく中、当然ながら卒業するメイドさんも次々と量産されていくことになりました。
初期のお笑いやバンドブームの際にも、ある程度やったら後進に道を譲るというか、若気の至りは終わったと考えるのか、「いつまでもメイドやってる場合じゃないよな」「いつまでも続けられる仕事じゃないよな」という考えが、どのメイドさんにも頭の片隅にあるようでした。
お給仕してから2~3年もすると、お客さんとやメイド同士の関係に疲れたり、そもそも新しい何かをしてみたいな。と、いうことで卒業するメイドさんが多いのです。
しかしながら、バイトという形ではあれ、全権委任で自分の好きなように仕事ができ、かつそれによって批評をダイレクトにもらう。と、いう経験をしてしまった一部の有能なメイドさんたちは、通常の仕事や主婦の仕事では満足できず、またコンカフェ業界に戻ってきてしまうのです。
そんなときに訪れたのが、AKBなどのアイドルブームであり、そのブームが卒業した女の子たちの格好の受け皿となっていったのでした。
○アイドルブームが明らかにしたもの
AKBのような事務所に所属している大手のグループと違って、事務所に所属しないで個人で活動をしているアイドルを「地下アイドル」と呼んだりします。
地下アイドルは、売れないバンドマンと同じように、小さな小さなライブハウスなどに出演し、そこで1枚当たり500円~1000円程度のチケットバック(自分目当てで来てくれたお客さんのチケット代)と、写真やチェキ撮影などの物販代によって、収入を得る仕事です。
正直、見た目が可愛くなくても、ダンスができなくても、歌がへたくそでも地下アイドルの仕事が成り立つため、関西では、お店に所属して知名度を得てから、地下アイドルにステップアップする。と、いうケースが定番になってきました。
なぜなら、今まではチェキを撮っても100円前後しかもらえなかったのに、地下アイドルになって撮ったチェキは1枚500円全額がもらえるのです。(※今では1000円になりました)
お客さんの中には変わった人も大勢いて、例えばチェキが大好きな人は、一度に10枚、20枚撮るケースもさほど珍しい光景ではありません。
そうなると、お店ではこんなにお絵かきするの面倒だな。と、思いながら20枚お絵かきしても2000円しかもらえなかったのに、地下アイドルでは1万円ももらえてしまうことになったのです。(※今だと2万円です)
そこで彼女たちはようやく気づきました。
いったい私たちはどれだけ自分の価値を中抜きされていたのだろう・・・。
○女性が主役の業界において男性の価値はない
今までは考え無しに働いていた女の子も、徐々にお金の稼ぎ方を覚えていきます。
例えばライブの主催をして、80人の女の子を集めたとしましょう。
ライブチケット3000円×80人=24万円。そこからライブ会場代5~10万+女の子へのチケットバック代500円~1000円×80(2~4万)を差し引いても、1回あたり10万円の利益が出ます。
これ、月2回実施すれば、十分生活できますよね?しかも、これに自分の物販代金上乗せできますから。
さらに、生誕などの年に1回のライブを主催して、200人前後集めてしまったら、40~50万儲かりますよ?お金払ってるオタクよりよほど裕福ですね。\(^o^)/
また、平日のライブ会場は、場所によってはバーカウンターを利用して、特定の女の子と会える運用をするケースが増えてきました。まさに簡易版のコンカフェです。(正確にはガールズバーですが)
こちらも、1回2万円前後でレンタルでき、客単価2000円のお客さんが30人来たら6万円の売り上げが出ることが、徐々に明らかになってしまいました。
料理を出したりもするケースや人を雇ったりするケースがあるので、その材料費とかを経費として差し引かなくてはいけないのですが、おおよそ6時間の営業で1万円から2万円の利益が出てしまいます。
今までは、5時間の営業で、暗黙の残業時間1時間を加えて6時間と考えると、時給1000円のお店では5000円しかもらえなかった労働が、時給2000円から3000円だったと気づいてしまったのです。
こうした事態に恐れたお店側は、個人でイベントをすることを禁止したり、ライブ活動を禁止するように求めましたが、当然ながら、たいした仕事もしない男性の管理職になんの価値もありません。
自分に自信があるメイドさんほど、どんどん独立をしていく流れが出来上がってきました。
○構造が似ているITエンジニアとメイド
こういう話を聞くと、ITエンジニアを思い浮かべてしまうのは私だけでしょうか?
特定派遣の企業では、時給5000円くらいで派遣しておきながら実際にもらえるのが、2000円前後の相場だったり、終わらないデスマーチで時に、残業代が出ないケースもあったり。
また、常に新しい言語や技術が発達するため、若ければ若いほど価値がある。と、思われるところも似ていると思います。
しかしながら、このメイドノマド会の皆様のように、実力がある人間はどんどん独立をすればいいのです。
メイドさんも、エンジニアもそうですが、日本においては、実際に「現場で物事をなしている人」への評価が低すぎますよね。
これからは、美容師さんやマッサージ師?など特定の顧客(ファン)をつけることができる人は、お店に所属せずに、自分の顧客と時間を合わせて、完全予約制などで働く時代が来るんじゃないか。などと予測されていますね。
自分のやりたい案件を、自分の好きなペースで、自分の好きなお客さんとできる。
メイドさんとIT業界はとても親和性が高いので、メイドノマド会のようなイベントが発足したのは自然な流れでしょう。
○ノマド化するメイドたち
と、いうわけで、現在の大阪では、特定の店舗に所属しない女の子が増えました。
地下アイドルをそこそこにやりながら、定期で、日本橋界隈のお店をレンタルして、自分のカフェを開く。という、スタイルが徐々に定着しつつあります。
そういう女の子たちに必要になってくるのは、「場所」というわけで、現在関西では、単体戦隊恋レンジャーさんの開いた恋カフェというお店と、白野楓子さんという元メイド・現役地下アイドルさんの開いた「めーぷる902」というお店が、レンタルスペースとして機能しています。
関東がメインのメイドノマド会ですが、関西にお越しの際は、ぜひこういった独立した地下アイドル兼メイドのような存在の人たちにも触れあってほしいと思うのです。
本来のメイドノマドのような環境ではないですが、志を同じとする?フリーランス仲間として、また別の意味での刺激となるでしょう。。。
○向上した労働環境と、これからの課題
しかしながら、お店側も、ただ手をこまねいて女の子の独立を眺めているわけですはありません。
当然、人には得手不得手があり、経理から営業・さらにはクレーム処理・トラブル対応まですべてを一人で行うのは手間なため、改めてお店の価値が見直される場面も増えたのです。
お店側も、いかに有能な人材を確保するか?が大事なので過去のような劣悪な労働環境で女性を酷使することは辞め、売り上げに応じた時給・バックのシステムが整えられるようになりました。
また、成功者のうわべだけを見て、この業界に飛び込んできた新人は、例にもれず、過当競争の渦に巻き込まれ、大半が敗者として沈んでいきます。
それはそうでしょう。お店で過酷な労働と引き換えに彼女たちが得た「ブランド」や「信用」をマネタイズ(切り売り)して商売が初めて成り立つので、若さ以外の価値が無い新人がこの業界に飛び込んでも成功するはずがありません。
過去に成功をおさめた実力者も、時代が変われば求められるものも変化するし、自分自身が過去に築いたブランドも、いずれ無くなってしまうので、常に努力することが求められます。
常に競争にさらされる業界ですから、自分自身のセルフプロデュース能力に加え、容姿なのか、歌なのか、料理なのか。いずれかの分野で突出した個性が無ければ、勝ち残れないのです。
そんな新規参入のハードルの低い、レッドオーシャンな業界での勝ち方は、メイドカフェコンサルタントおよび、地下アイドルプロデューサーのローズ氏に依頼いただければいつでもアドバイスいたしますが、それはまた別の話。
と、いうことで、今日のブログはここまで。\(^o^)/
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