2025/04/30 (Wed)
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2017/10/09 (Mon)
私の新人時代~大阪編2nd~(25)
大阪での2回目の年明けは、アンダンテで迎えていた。
もしも萌えしゃんどんが空いていれば、年末年始に少しは顔を出したと思うのだが、当時の丼は、忘年会が仕事納めで、クリスマスから年始という、最も金になる時期をすべて休みにしていたのだから、コンカフェのみならず、飲食店として見ても一風変わった経営だった。
もっとも、冷静に考えてみれば、誰もが休みたいと思う時期に無理して開けるよりも、休む時は休み、稼ぐときには稼ぐ。と、運営スタイルの方が、女の子には働きやすい。運営時間も昼に無理して開けずに16時オープンとしていたのも、時代を先取りしているともいえる。まさに今話題となっている、働き方改革の見本だろう。
労働環境としては、目を見張る点があった丼だが、店内の環境としては、年功序列、男性上位(顧客ファースト)のバリバリ昭和感の残る職場だった。
やはり、歌のリクエストが1曲800円という(当時としては)高額なシステムだったためか、(やや厳しいともいえる)お客からのクレーム(ご要望)対応に敏感なお店であった。
そのため、基本的にはメイドさんは、お客様を立ててくれるし、自分から積極的に話しかけてくれる。基本お客のいう話は共感してくれているし、ツマラナイ話でも褒めて持ち上げてくれる。冷静に考えれば、安い金額でずいぶんとご主人様気分を味合わせてもらえたものだ。
正直、お金をたくさん支払ってくれる上客の皆様のおこぼれを預かっているだけなのだが、そこのところに気づいている人はかなり少ない。お店の文化はいつだって、そこのお客さんと女の子で作り上げたものであり、中核にいない人間にとっては、あくまでその一部を楽しませているだけなのだ。そうでもないのに、常連面をしたり発言をしている人は、正直さむい。
私たちにとって最高のお店でも、世間一般で優れたお店かというとそうではない。
そもそもメイド喫茶という存在自体が、セクハラ的な意味合いを持つし、最近は気持ち悪い。という感覚すらも漂わせているが、それは男性の自然な欲求であるので仕方がないと思う。当時の丼は、本当に消費者のニーズを満たしていたお店だと思う。(むしろ今でこそ価値がありそうだが、なぜかそこには皆気づかない)
女の子同士の関係は、完全に年功序列のシステムで、実年齢に関係なく、先に入社?した女の子が、後輩の女の子を(年下でも)呼び捨てにしていた、文系チックなコンカフェに珍しい体育会の職場だった。
働くほうは、頭にくることも多かっただろうし、つらい部分もあったと思うが、お客さんの方としては、その厳しい研修姿勢は、良いお店だった。
入店した女の子が真面目なのもあるだろうが、毎回お給仕に入るたびに、初めてあったお客さんの名前をメモを取り、特徴を書いておくなど、今時、どこのお店の女の子がやっているだろうか?
「組織」という概念が薄れ、「個人」の存在だけがフューチャーされる時代に、あの頃の丼は、過去から引き継いできた先輩の伝統を壊さないようにしよう。と、いうプライドみたいなものが、店全体に漂っていた。
特に大した理由もなく、直感だけで通うことを決めたローズだったが、通い始めて数日で、「通ってよかったな」と思うようになった。
そして、今までと違い、毎日通うことでおおよそのメイドさんを知ることができ、そして、何かの偶然のタイミングが重なって、自然と「この子が今日はいたらいいな。」と、思う女の子もできてきた。
その当時、ローズが好きだった女の子は、うたちゃんだった。
もしも萌えしゃんどんが空いていれば、年末年始に少しは顔を出したと思うのだが、当時の丼は、忘年会が仕事納めで、クリスマスから年始という、最も金になる時期をすべて休みにしていたのだから、コンカフェのみならず、飲食店として見ても一風変わった経営だった。
もっとも、冷静に考えてみれば、誰もが休みたいと思う時期に無理して開けるよりも、休む時は休み、稼ぐときには稼ぐ。と、運営スタイルの方が、女の子には働きやすい。運営時間も昼に無理して開けずに16時オープンとしていたのも、時代を先取りしているともいえる。まさに今話題となっている、働き方改革の見本だろう。
労働環境としては、目を見張る点があった丼だが、店内の環境としては、年功序列、男性上位(顧客ファースト)のバリバリ昭和感の残る職場だった。
やはり、歌のリクエストが1曲800円という(当時としては)高額なシステムだったためか、(やや厳しいともいえる)お客からのクレーム(ご要望)対応に敏感なお店であった。
そのため、基本的にはメイドさんは、お客様を立ててくれるし、自分から積極的に話しかけてくれる。基本お客のいう話は共感してくれているし、ツマラナイ話でも褒めて持ち上げてくれる。冷静に考えれば、安い金額でずいぶんとご主人様気分を味合わせてもらえたものだ。
正直、お金をたくさん支払ってくれる上客の皆様のおこぼれを預かっているだけなのだが、そこのところに気づいている人はかなり少ない。お店の文化はいつだって、そこのお客さんと女の子で作り上げたものであり、中核にいない人間にとっては、あくまでその一部を楽しませているだけなのだ。そうでもないのに、常連面をしたり発言をしている人は、正直さむい。
私たちにとって最高のお店でも、世間一般で優れたお店かというとそうではない。
そもそもメイド喫茶という存在自体が、セクハラ的な意味合いを持つし、最近は気持ち悪い。という感覚すらも漂わせているが、それは男性の自然な欲求であるので仕方がないと思う。当時の丼は、本当に消費者のニーズを満たしていたお店だと思う。(むしろ今でこそ価値がありそうだが、なぜかそこには皆気づかない)
女の子同士の関係は、完全に年功序列のシステムで、実年齢に関係なく、先に入社?した女の子が、後輩の女の子を(年下でも)呼び捨てにしていた、文系チックなコンカフェに珍しい体育会の職場だった。
働くほうは、頭にくることも多かっただろうし、つらい部分もあったと思うが、お客さんの方としては、その厳しい研修姿勢は、良いお店だった。
入店した女の子が真面目なのもあるだろうが、毎回お給仕に入るたびに、初めてあったお客さんの名前をメモを取り、特徴を書いておくなど、今時、どこのお店の女の子がやっているだろうか?
「組織」という概念が薄れ、「個人」の存在だけがフューチャーされる時代に、あの頃の丼は、過去から引き継いできた先輩の伝統を壊さないようにしよう。と、いうプライドみたいなものが、店全体に漂っていた。
特に大した理由もなく、直感だけで通うことを決めたローズだったが、通い始めて数日で、「通ってよかったな」と思うようになった。
そして、今までと違い、毎日通うことでおおよそのメイドさんを知ることができ、そして、何かの偶然のタイミングが重なって、自然と「この子が今日はいたらいいな。」と、思う女の子もできてきた。
その当時、ローズが好きだった女の子は、うたちゃんだった。
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