2025/04/30 (Wed)
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2017/05/02 (Tue)
私の新人時代(9)
最初は、あと1回くらいはありかな。
の、気持ちだった。
2回目は、休日にやることもないし、むしろいいんじゃないか。
くらいの、感覚だった。
3回目以降は、週に1回ならいいんじゃないか。
ひと月に1回くらいなら、土日連続で行ってもいいんじゃないか。
イベントの日だったら、平日に行ってもいいんじゃないか。
そんな感じで、当初に設定したハードルは、次から次へと破られていった。
お金にも時間にも余裕がある仕事ではあったけど、社会人2年目の給与では、さすがにまずいんじゃないか。と、思い始めたのが通い始めて2か月が経ったくらいの時だった。
ここで、メイドリフレの仕組みを簡単に説明してみよう。メイドリフレとおは、一言で言えば、街じゅうのいたるところにある、普通のマッサージ屋さんと同じである。
ただ、施術をしてくれる女の子が、若くて、可愛くて、オタク。と、いうだけである。
金額は、全国平均で見ると、当時であれば、10分1000円が相場。
ただし、60分コースなどにすると5000円など、ある程度割引があったりもする。
私が通っていたアニーは、40分か50分で4200円くらいの金額で、周囲の相場からは、かなり安かったのではないだろうか?
マッサージをしたことない人や普段カフェのみに通っている人から見ると、「高い」という印象を受けるかもしれないが、これは、サービス内容を考えると「激安」である。
最近は、マッサージ店の価格破壊が進んで激安のお店が増えたが、まだ当時は普通のマッサージ店でも、10分1000円くらいが相場だったはずなので、実はさほど変わらない。
ただ、腕の方はマッサージ店の方がいいんじゃないの?と、思うかもしれないが、それは店と人によって差はあるものの、さほど変わりはない。
そもそも、「メイド」の仕事をしたい人間は、「楽」にメイドができるカフェ系の仕事を選ぶので、「リフレ」系を選ぶ人間は、将来マッサージ系の仕事をしようと専門学校に通っている学生か、リフレを仕事のひとつとしてしっかり稼ぎたいと考えているフリーター、もしくは少し厳しい表現をすると、カフェで働きたいがなかなか面接が通らない。と、言った雰囲気の場所であった。
お客さんの方も、明るく、きゃぴきゃぴしたカフェスペースよりも、お金は高くても良いから、ゆっくりとサービスを受けたい。と、いう40歳から上の、かなりお金に余裕があるオジ様たちが多かった。
オジ様たちは、普通に肩や腰が痛いみたいなので、リフレに対してのメイドさん以外の付加価値もあっただろうが、正直ローズは、仕事も楽だし、毎日だらだらしてるし、全然疲れてないので、リフレが上手かろうが、下手だろうがどうでも良かった。
疲れてないのに、リフレを受けるのも変だなー。と、思い、施術前に一生懸命ドラムマニアをやって疲れようとしていたのが、今となっては謎な思い出だ。
ただ、リフレの技術自体は判別がつかなかったが、ローズは基本的に「一生懸命」働く人間が大好きなので、初めて施術をしてくれた、太陽のように明るい笑顔のSちゃんに当たれたことは幸運なのかもしれない。
これは長い付き合いのうちに、そのうち知ることだが、Sちゃんは、実は私と同じ年齢で、大学を卒業したものの、なかなか良い就職先が無く、仕方なくリフレで働いている。と、いう環境の女の子だった。
2008年の日本は、景気回復の兆しを見せながらも、就職氷河期のあおりを微妙に受けていて、「正社員」というものには、なかなかつけない状況だった。
派遣・請負・フリーター。様々な働き方がある中で、メイド業界が猛烈に発達したのも、本来は別の場所にいるべき優秀な人材が、メイド業界を支えてくれていたおかげかもしれない。
自分のほうがよほどクソみたいな仕事をしているのに、Sちゃんより恵まれている環境にいることに、少しずつ疑問を持ち始めたローズであった。
の、気持ちだった。
2回目は、休日にやることもないし、むしろいいんじゃないか。
くらいの、感覚だった。
3回目以降は、週に1回ならいいんじゃないか。
ひと月に1回くらいなら、土日連続で行ってもいいんじゃないか。
イベントの日だったら、平日に行ってもいいんじゃないか。
そんな感じで、当初に設定したハードルは、次から次へと破られていった。
お金にも時間にも余裕がある仕事ではあったけど、社会人2年目の給与では、さすがにまずいんじゃないか。と、思い始めたのが通い始めて2か月が経ったくらいの時だった。
ここで、メイドリフレの仕組みを簡単に説明してみよう。メイドリフレとおは、一言で言えば、街じゅうのいたるところにある、普通のマッサージ屋さんと同じである。
ただ、施術をしてくれる女の子が、若くて、可愛くて、オタク。と、いうだけである。
金額は、全国平均で見ると、当時であれば、10分1000円が相場。
ただし、60分コースなどにすると5000円など、ある程度割引があったりもする。
私が通っていたアニーは、40分か50分で4200円くらいの金額で、周囲の相場からは、かなり安かったのではないだろうか?
マッサージをしたことない人や普段カフェのみに通っている人から見ると、「高い」という印象を受けるかもしれないが、これは、サービス内容を考えると「激安」である。
最近は、マッサージ店の価格破壊が進んで激安のお店が増えたが、まだ当時は普通のマッサージ店でも、10分1000円くらいが相場だったはずなので、実はさほど変わらない。
ただ、腕の方はマッサージ店の方がいいんじゃないの?と、思うかもしれないが、それは店と人によって差はあるものの、さほど変わりはない。
そもそも、「メイド」の仕事をしたい人間は、「楽」にメイドができるカフェ系の仕事を選ぶので、「リフレ」系を選ぶ人間は、将来マッサージ系の仕事をしようと専門学校に通っている学生か、リフレを仕事のひとつとしてしっかり稼ぎたいと考えているフリーター、もしくは少し厳しい表現をすると、カフェで働きたいがなかなか面接が通らない。と、言った雰囲気の場所であった。
お客さんの方も、明るく、きゃぴきゃぴしたカフェスペースよりも、お金は高くても良いから、ゆっくりとサービスを受けたい。と、いう40歳から上の、かなりお金に余裕があるオジ様たちが多かった。
オジ様たちは、普通に肩や腰が痛いみたいなので、リフレに対してのメイドさん以外の付加価値もあっただろうが、正直ローズは、仕事も楽だし、毎日だらだらしてるし、全然疲れてないので、リフレが上手かろうが、下手だろうがどうでも良かった。
疲れてないのに、リフレを受けるのも変だなー。と、思い、施術前に一生懸命ドラムマニアをやって疲れようとしていたのが、今となっては謎な思い出だ。
ただ、リフレの技術自体は判別がつかなかったが、ローズは基本的に「一生懸命」働く人間が大好きなので、初めて施術をしてくれた、太陽のように明るい笑顔のSちゃんに当たれたことは幸運なのかもしれない。
これは長い付き合いのうちに、そのうち知ることだが、Sちゃんは、実は私と同じ年齢で、大学を卒業したものの、なかなか良い就職先が無く、仕方なくリフレで働いている。と、いう環境の女の子だった。
2008年の日本は、景気回復の兆しを見せながらも、就職氷河期のあおりを微妙に受けていて、「正社員」というものには、なかなかつけない状況だった。
派遣・請負・フリーター。様々な働き方がある中で、メイド業界が猛烈に発達したのも、本来は別の場所にいるべき優秀な人材が、メイド業界を支えてくれていたおかげかもしれない。
自分のほうがよほどクソみたいな仕事をしているのに、Sちゃんより恵まれている環境にいることに、少しずつ疑問を持ち始めたローズであった。
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