キャリアアップ プリンセス☆ローズの目指せプロご主人様への道 物語無き時代のメイド喫茶の価値 忍者ブログ

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2017/12/03 (Sun)
物語無き時代のメイド喫茶の価値


いよいよ来たよ。
絵恋ちゃんのえれ会in大阪。\(^o^)/

ずっと前からツイッターで注目をしていましたが、絵恋ちゃんは、活動がパワフルで良いですね。

全然知らないけど、一度は見てみよう。と、思える発信力とそれを支えるファンとの絆。1対1に収束しないで1対多で商売ができるのは、見ていて気持ちが良いですね。\(^o^)/

と、いうわけでエレニストになった?ローズですが、絵恋ちゃんの話はまた後日にするとして、今日は普通にネガティブなお話を・・・。

なので、キラキラしたアタシが、好きな人は、今日はおかえりいただいて、また別の日のアタシを見に来てね。\(^o^)/


-----------


と、いうことで今日もまた独り言。\(^o^)/

さて、今日は昨今まったくコンカフェに興味の無くなったローズが、なぜこんなにもつまらなくなったのかを、ちょっと考えてみたりみなかったり。の回です。


○前提としてたぶん日本人の好きなもの

さて、唐突ですが日本人の好きなものといえば、巨人・大鵬・卵焼き。じゃなくて、人情物語だなんてよく言われますね。

例えば、判官びいきと言われるように弱者であった源義経を日本人は応援したがるし、プロよりもはるかに劣る技術の高校野球の甲子園が大人気だったり。

アイドルで言えば、歌もダンスも未熟なAKBがなぜあれほど人気を得たかというと、「未熟がゆえの成長物語」をそこに期待しているからなんですよね。

特になにもかもを失った戦後から、自分と一緒に成長していく「誰か」を心の支えとする風土が、現代までの時代にはあったのかもしれません。

はい。ここの前提は特に証明するつもりもないので、ここはそうだと認めてください。\(^o^)/


○演者としても分野としても未熟だったコンカフェ文化

AKBや地下アイドルと同様に、未熟の成長文化のひとつだったのが、初期のコンカフェ文化でした。

そもそも正解がわからない新規の文化だったので、キャストもお客さんも手探りでより良い正解を目指していく姿は、まさに成長ストーリーそのものでした。

また、メイドという文化が風俗に近いものだと認識されていたからか、キャストもどちらかというと、一般の社会にはなじめなかった女性が多かったことから、提供されるサービスも未熟で、それがまた日本人気質?を刺激する独特の物語文化を生むきっかけになりました。


○メイドらしさをなくしたメイドたち

ところがある時期を境にして、徐々にコンカフェ文化がアイドル文化に侵食される時期が訪れました。

それはちょうど、AKBが総選挙により徐々に世間に認識されはじめ、「私を嫌いでも~」の名言が生まれ始めたころでしょうか?

それまでは、斜陽産業となりつつあったコンカフェ文化が、AKBの「推し」文化とともに盛り返しつつあったのです。

それ自体は素晴らしいことなのですが、ここでひとつの価値転換が起こります。国民総活躍時代?女性の社会進出の流れなのか、アイドル(女性)に負けたオタク(男性)の流れなのか、過去には男性優位だったコンカフェ文化が徐々に女性優位の流れへと変化をしていきました。

もはやメイドにはメイドなんかのつつましさはなく、ただの目立ちたがりの巣窟に変貌しつつあったのです。そこは成長なくても褒められる空間が成立しつつありました。


○すぐに結果を欲しがる私たち

また、過去にはお屋敷とプライベートが完全に隔離されていた環境が、ツイッターの導入とともに、徐々に現実とお屋敷の境目が溶け出して混ざりだしたのです。

これは、メイド・アイドルだけにいえることではありませんが、ツイッターの登場とともに、私たちは、すぐに結果を求めるようになりました。

何かひとつ発言をすれば、イイネがつく。リプで反応が返ってくる。

そこには石の上にも3年。なんて、言葉はありません。普通は何かを行ったときに結果が出るのは、3か月後、1年後などと考えられていた時代から、結果はすぐに、目で見てわかる形でないと我慢できない時代へと移り変わっていったのです。

土を耕し、種を植えて、水を撒いて、成長を待つ。と、いう考えはもはや誰もが持っていないのです。

これを踏まえて、最近のアプリゲームなどは、短期でミッションをこなし、すぐに褒められる、報酬をもらえるという過去の超大作RPGが懐かしい時代となってしまいました。。。


○過程は大事ではなく、結果が大事

そこに追い打ちをかけたのが「課金システム」です。過去には、一定の参加料さえ払えばある程度の平等性を担保されていた世界に、資本主義の概念が持ち込まれました。

それは、チェキであり、限定フードであり、シャンパンでもあります。それまでは長期的に築くしかなかったメイドとお客の関係が、課金により、「今」「目に見える形」で、構築できるようになりました。

もちろん昔から、お金払いの良いお客さんはある程度優遇されていましたが、さらにそれが加速するようになったのです。

むしろ、ただお店に通うだけけでは無課金と同じ扱いになり、「課金して始めて」お店に参加する権利がもらえるようになったのでした。

こうなってくると、お店全体のバランスを見て回す。と、いうスキルよりは、個人に営業をしてお金を入れてもらう。と、いう図式がより色濃くなってしまいます。

長期的に頑張って成長する。と、いうよりは、「その場」で頑張って課金してもらうことが何より大事で、努力をして成長する。と、いう構図からはますますかけ離れたものとなってしまいました。


○ノマド化するメイドたち

それに加えて、昨今のフリーランス化の流れからか、お店を卒業して、フリーランスで活動するメイド・・・というか半地下アイドルが増えました。

さほど音楽活動をするわけでなく、それなりにライブをして、それなりに店舗をレンタルして一日限りのカフェイベントを実施する。それはそうでしょう。自分が頑張って稼いだ分をお店にかすめ取られるのは、たまったものじゃありません。

個人でイベントをすると、基本的には経費を抑えるので、シフトに入るのは仲が良い半固定のメンバー2~3人です。

ひとりでも、もちろん物語は紡げますが、限られた登場人物では限られた話しか描けません。

また、AKBの劇場のように固定された「場所」があるから、時の流れとともに一貫したストーリーを感じ取ることができるのに、場所が不動になってしまうと、なかなか物語も生まれませんよね。

こうした変化は、好きな女の子に安定して会える。好意を示す。と、いうことができるようになった反面、一度作られた財産を消費するだけで、新しいエネルギーや物語をなかなか目にする機会が減ってしまったと感じています。

これが、最近私が感じているコンカフェへの興味の低下の一因です。


○反動の流れとして中規模のコミュニティが来るか?

と、いうことで、思いついたことをベタ打ちしましたが、私の想いは皆さんに届いていますでしょうか?。\(^o^)/

最終的に私が言いたいのは、

①1:多の関係から1:1の関係に収束した大阪コンカフェ界隈
②あまりにも行き過ぎた個人間の関係が少しキモイ
③先輩・後輩の関係性や場所の一貫性が無いことによるストーリーの喪失

と、いう感じですね。


しかし、いつまでもこの流れが来るとは思わないので、その反動として、組織と個人の中間を取るような中規模の店舗や、演者個人間の結びつきのギルド的な存在が育っていくんじゃないかと思うんですよ。

そこの流れについていけない個人は、過去の遺物になるのかな?と。

ナスカ事件のあとに、いくつかの中規模コンカフェが流行りだしましたが、私はそこから育つニューウェーブが、これからの鍵じゃないかな?と、適当なことを書きなぐりつつ今日は終わり。\(^o^)/
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