私、残った意味があるのかわからない・・・



なんてかのんちゃん弄りしたいのに、
卒業しちゃったから、もうそれもかないませんね。

でも、普通は卒業したら、
二度と会えないことが
多いのがこの業界の習わしですが、
ツイッター続けてるから、
普通のコンタクトできちゃうんですよね。

しかも、卒業後すぐにオフ会開くとか。＼(＾ｏ＾)／
営業日にもろかぶり。＼(＾o＾)／

普通なら激おこぷんぷん丸ですが、
まぁ、今回については良いかー。
なんて思ってます。

卒業式に参加したかったけど、
参加できなかった人が参加できる場になればいいなー。
なんて思うおせっかいな春の訪れです。

時代も変わりました。
価値観も変わりました。

それについていけるか、
ついていくかは自分次第・・・。



と、いう出だしはおいておいて、
今回は前回の続き。
メイド喫茶で働くことの意味。
を、お届けします。＼(＾ｏ＾)／


メイド喫茶の仕事を分析すると、
表面的には
・「有形物」
・「販売」
・「店舗運営」
・「飲食業」
というくくりになります。

「有形物」というのは、
目に見えるものを扱う商売です。

カメラやテレビはもちろん、
フードやドリンクも目に見えるので
「有形物」の販売ということになりますね。

メイド喫茶も喫茶なので、
ドリンクなりフードを売ってるので
表面上は飲食店ということになります。

逆に無形物とは
トレーニングジムだったり、
英会話や学習塾や転職情報のように
目で見えないものをサービスとして
提供する商売となります。

「モノ」は目に見えるので
相手が判断をしやすいですが、
「無形物」は目に見えないものを
相手に理解させる技術が必要なので
有形物よりは売りにくいと言われます。


・・・ココなんです！

ココがコンカフェの
落とし穴のひとつなんですよね。

飲食店だから、
ドリンクやフードだけ出してれば
それで良いだろう。
と、いう考えでは１００％つぶれます。

何故なら、ドリンクやフードでは、
他の専門店に勝てないから。

ハンバーガーでも牛丼でも
ミラノ風ドリアでもそこに特化した
資本と戦って勝てるわけありません。

じゃあ、どこでその専門店に勝つか？
と、言うと「付加価値」をつけて
売るしかないんですよね。

だから、チャージがついたり
ただのウーロン茶が600円も800円も
しちゃってるわけですね。

では、そのプラスされてる
「価値」は何を売って得ているのか？

それはまさしく
「自分自身」以外の何物でもないんですよね。

無形物営業は、
エステなり転職情報なりを
売っているように見えますが、最後は
自分自身の思想・経験・知識・思いを
商品として提供している面が強いんです。

これって・・・めちゃくちゃすごくないですか？

マニュアルなんて一切ないんですよ？

言われた通りにポテトをあげたり
マニュアル通りに服を陳列するんじゃないんです。

自分で考えて、
顧客から下された評価、
小さな不満をすくいあげ、
それを基に自分をアップデート
し続けなくちゃいけない作業。

めちゃくちゃレベル高くないですか？

半年くらい前にアイフォン６が
バカ売れしましたが正直アイフォンを
売るのなんて誰でもできる作業ですよね。

そんな仕事では成長の度合いは限られますよね。
「良いもの」があれば売れるのは当たり前。

じゃあ、どうやって良いものを開発するか？
実はメイド喫茶の仕事って、
業種的には複数の業務を同時にこなしているんです。

・店舗運営
・営業
・商品開発
・人材採用
・人材育成
・プロモーション
・イベント企画・立案

普通の会社ではひとつの業務に
特化してやるものですが、
それを同時に経験できるなんて
めちゃくちゃ成長できる環境じゃないですか？

しかも優秀な上司がいるわけじゃないから
正解・不正解の判断を常に考え続けて
自分自身で「判断」を下し続けなくちゃいけない。

つらい業種ですよね・・・。

特に個人的に辛いな。
って、思うのが「営業」的な部分。

かのんちゃんが、
卒業の時に嘆いていましたが、
自分自身を売っていて売れなければ
全世界から自分を否定された気分になりますからね。

営業で１件の売上も上げてない状況を
「坊主」と言いますが月末近いのに
自分だけ売上悪い時とか、
ほんと、もう、地獄ですよ。

どこまで本気かわかりませんが、
泣きながら帰った。
と、いう気持ちは良くわかります。

個人別ツイッターを開けとか
シフト公開をやれっていう意見が多いですが
逆の立場からするとやりたくない。
って、いう意見は良くわかります。

シフト公開してお客さん少なかったら死にたいし、
ツイッター更新してるのにＲＴやリプ少なければ
死にたいもん。＼(＾ｏ＾)／

だったらお店全体の責任で。
と、いう感じで日本特有の団体主義で
ぼやかしていれば安心ですからね。

ただ、苦しいことは逆もまた然り。

自分自身に向き合って、
足りないことを冷静に見つめて
ひとつひとつ改善して行った時の
達成感と成長感は普通の仕事では味わえません。

ひとりの人間が自分の力で
20人以上の人間を「動かす」なんて
人生でなかなかできない経験ですよ？

企業のブランドでもシステムに
乗るわけでもなく、自分自身と向き合って
戦い続けるコンカフェ業務は、
普通の仕事より成長の機会は、
ものすごくある業種だと思ってます。


何をすればいいかわからないし、
何がどれだけ成長したか感じづらいこの業界。

こういう目線で見てみると、
お給料の価値は低くても
働き甲斐と成長機会に恵まれた
素敵な職場だと思いませんか？

個人的な趣味なのかもしれないけど、
この業界の女の子って地味に学歴高い子
結構多いですよね。＼(＾ｏ＾)／

将来どんな仕事をするかわかりませんが、
ここでの経験は、必ず将来の就職活動をする際に
めちゃくちゃ役立つこと間違いなしです。

マックとかユニクロで頭使わないで
システムのネジとして働いてきた人材より
何倍も成長しているはずです。

と、いうことでにゃんさんとの議論の結論は、
大ざっぱに言うとコンカフェ業界だから言って
成長できないわけではない。

むしろ考え方によっては、
一般企業よりも何十倍も成長できる
チャンスがある。

と、いうのが私の結論でした。


最後まで読んでくれてありがとう。
少しでも気持ちが変わったら、
ぜひぜひ知り合いのお友達を誘って
メイド業を頑張ってみてね。＼(＾ｏ＾)／

そして自分を磨き続けて、
将来さらに自分を高く売りぬいてください。

それでは、また誰かの卒業式まで
ごきげんよう。＼(＾ｏ＾)／


＞にぼめさん

んー。
だとすると、ほとんどの人にとっては、
「仕事」が必要じゃないのかもしれませんね。

「仕事」を本気で創り出せる人が
求められる世の中です。


＞とっしーさん

過酷な職場で働いてるだけありますね。＼(＾ｏ＾)／

そうなんです。
文句を言う前に自分で自分の職場を
デザインしていかないと。＼(＾ｏ＾)／

言われるままに仕事をしてたら、
質も量もどうにもならないですよね。＼(＾ｏ＾)／