2025/04/30 (Wed)
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2017/06/13 (Tue)
私の新人時代~大阪編~(6)
オタクという職業を全うしていく上で、いずれ選択を迫られる内容が、「DD(誰でも大好き)」か「単推し(一途)」で行くかという究極の選択である。
オタク同士で話し合いをするときに、どっちが得なのか?と、いう内容で議論をすることがあるが、この答えに正解を出すことは難しい。
なぜなら、日本料理を食べたいという人に、フランス料理店のマナーを教えても役に立たないからだ。
DDになるか、単推しになるか。と、いうのは、「目標」を達成するための「戦略」であって、そもそもの「ゴール」がはっきりとしなければ、どのように振る舞うべきかなど決めようもないのだ。
多くのコンカフェ民・ライブ民が幸せ?になれないのは、「あれ」も「これ」も欲しがるからで、きちんと目標を立てた上で行動をしていけば、DD・単推しに関わらず、幸せになれると個人的には思う。
--------------
秋葉原時代は、シンプルに、自分の気持ちの伝え方が下手だったな。と、思ったローズは、大正ロマンの足湯やさんでは、最終的にYさんという女の子のみを指名し続けた。
Yさんは、ちょっと小柄のショートカットの良く似合う女の子。文章を書くのが好きで、自分で小説なのか何なのか。何かの文章を書いているような素振りだった。
無限の住人という漫画が大好きで、彼女に勧められたローズは、とりあえず30巻近くにわたる内容をすべて読破してみた。
別に面白くないわけではないし、特別ハマったわけでもないが、彼女がすごいな。と、思ったのは、この作品がのちに映画化されている。と、いうことだった。
「無限の住人?」と、ピンときたあなたは、それなりの芸能通だろう。そう。無限の住人は、SMAP解散後の、木村拓哉の主演作品ということで大注目された作品だ。
彼女に限らず、メイド関係の女の子がオススメしてくれた作品は、のちに世に中で大ヒットする可能性が高い。
世間がその作品の良さに気づく前に発掘をするアーリーアダプターのような人材と、触れ合える機会があったのも、この業界の良さだったと思う。(今は真逆で、後追いのミーハー一般人しかいないことが嘆かわしい)
--------------
そんな感じで、例によって彼女と過ごした時間は、何を話したのか覚えてはいないのだが、それでも、月2~3回のペースで通った時間は、彼女と確実な信頼関係を築けたらしい。
彼女が卒業するときに、今までの感謝の気持ちを手紙にしたためたら、驚くことに、後日彼女から、お礼の返事の手紙が来た。
文章が得意な彼女らしく、とても美しい文体と、滑らかな文字で、女性から手紙などもらったことないローズは、舞い上がった。
そんなローズを、さらに舞い上がらせたのは、文章の最後に、「今までのお礼に良かったら、、歌舞伎でも一緒に見に行きましょう」の、一言と連絡先だった。
そういえば、彼女は歌舞伎が趣味だと言っていたし、私も見たことが無いので一度くらい見てみたいな。でも、一人で行くのってハードルが高いよね。と、話していたことを思い出した。
浅く広く、女の子に手を出すよりは、深く狭く、ひとりの女性にすべてのリソース(時間・お金・愛情)をつぎ込んだほうが、何かしらのリターンを得るんじゃないか?と、いうローズの仮説は、ここにひとつ証明された。足湯屋さんに通ってから、おおよそ半年ほど経ったある日の成功体験?だった。
------------
さて、このお話の後日談だが、いったいローズは彼女とどうなったのか、気になる人もいるだろう。
結論から言えば、ローズは、人生で初めての歌舞伎を見ることはかなわなかった。
単純に彼女が忙しかったというのもあったし、それよりも何よりも、「お店での関係の
延長戦上」でその後のやり取りをしていたのが、問題だったのかな?と、今となっては少し思う。
どんな感じ?かと聞かれれば、例えばこのブログに書いているような雰囲気だったり、ローズがお店で振る舞っているような横柄で男性的な態度である。(※もしも男性視点だと思わない人がいたら、それはかなり注意をした方が良いだろう)
当たり前といえば当たり前だが、お店ではお客さんは、お金を払う側なので、ある程度のわがまま?自由は、受け入れてくれるが、対等な関係になった場合に、今までと同じノリでは、どうやらうまくいかないようだった。
とても下衆な表現だが、釣り竿に魚がかかったとしても、すぐに竿を釣り上げてはいけないのだ。
こうしてローズは、半年にもわたる時間とお金を投資して、歌舞伎を見れなかったし、本当に好きな人ができた時は、こうすればいいのか?と、いう貴重な体験をすることができた。
そして、話は再び、激動の繁忙期の春へと戻っていく。
オタク同士で話し合いをするときに、どっちが得なのか?と、いう内容で議論をすることがあるが、この答えに正解を出すことは難しい。
なぜなら、日本料理を食べたいという人に、フランス料理店のマナーを教えても役に立たないからだ。
DDになるか、単推しになるか。と、いうのは、「目標」を達成するための「戦略」であって、そもそもの「ゴール」がはっきりとしなければ、どのように振る舞うべきかなど決めようもないのだ。
多くのコンカフェ民・ライブ民が幸せ?になれないのは、「あれ」も「これ」も欲しがるからで、きちんと目標を立てた上で行動をしていけば、DD・単推しに関わらず、幸せになれると個人的には思う。
--------------
秋葉原時代は、シンプルに、自分の気持ちの伝え方が下手だったな。と、思ったローズは、大正ロマンの足湯やさんでは、最終的にYさんという女の子のみを指名し続けた。
Yさんは、ちょっと小柄のショートカットの良く似合う女の子。文章を書くのが好きで、自分で小説なのか何なのか。何かの文章を書いているような素振りだった。
無限の住人という漫画が大好きで、彼女に勧められたローズは、とりあえず30巻近くにわたる内容をすべて読破してみた。
別に面白くないわけではないし、特別ハマったわけでもないが、彼女がすごいな。と、思ったのは、この作品がのちに映画化されている。と、いうことだった。
「無限の住人?」と、ピンときたあなたは、それなりの芸能通だろう。そう。無限の住人は、SMAP解散後の、木村拓哉の主演作品ということで大注目された作品だ。
彼女に限らず、メイド関係の女の子がオススメしてくれた作品は、のちに世に中で大ヒットする可能性が高い。
世間がその作品の良さに気づく前に発掘をするアーリーアダプターのような人材と、触れ合える機会があったのも、この業界の良さだったと思う。(今は真逆で、後追いのミーハー一般人しかいないことが嘆かわしい)
--------------
そんな感じで、例によって彼女と過ごした時間は、何を話したのか覚えてはいないのだが、それでも、月2~3回のペースで通った時間は、彼女と確実な信頼関係を築けたらしい。
彼女が卒業するときに、今までの感謝の気持ちを手紙にしたためたら、驚くことに、後日彼女から、お礼の返事の手紙が来た。
文章が得意な彼女らしく、とても美しい文体と、滑らかな文字で、女性から手紙などもらったことないローズは、舞い上がった。
そんなローズを、さらに舞い上がらせたのは、文章の最後に、「今までのお礼に良かったら、、歌舞伎でも一緒に見に行きましょう」の、一言と連絡先だった。
そういえば、彼女は歌舞伎が趣味だと言っていたし、私も見たことが無いので一度くらい見てみたいな。でも、一人で行くのってハードルが高いよね。と、話していたことを思い出した。
浅く広く、女の子に手を出すよりは、深く狭く、ひとりの女性にすべてのリソース(時間・お金・愛情)をつぎ込んだほうが、何かしらのリターンを得るんじゃないか?と、いうローズの仮説は、ここにひとつ証明された。足湯屋さんに通ってから、おおよそ半年ほど経ったある日の成功体験?だった。
------------
さて、このお話の後日談だが、いったいローズは彼女とどうなったのか、気になる人もいるだろう。
結論から言えば、ローズは、人生で初めての歌舞伎を見ることはかなわなかった。
単純に彼女が忙しかったというのもあったし、それよりも何よりも、「お店での関係の
延長戦上」でその後のやり取りをしていたのが、問題だったのかな?と、今となっては少し思う。
どんな感じ?かと聞かれれば、例えばこのブログに書いているような雰囲気だったり、ローズがお店で振る舞っているような横柄で男性的な態度である。(※もしも男性視点だと思わない人がいたら、それはかなり注意をした方が良いだろう)
当たり前といえば当たり前だが、お店ではお客さんは、お金を払う側なので、ある程度のわがまま?自由は、受け入れてくれるが、対等な関係になった場合に、今までと同じノリでは、どうやらうまくいかないようだった。
とても下衆な表現だが、釣り竿に魚がかかったとしても、すぐに竿を釣り上げてはいけないのだ。
こうしてローズは、半年にもわたる時間とお金を投資して、歌舞伎を見れなかったし、本当に好きな人ができた時は、こうすればいいのか?と、いう貴重な体験をすることができた。
そして、話は再び、激動の繁忙期の春へと戻っていく。
PR
コメント
カレンダー
03 | 2025/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |
フリーエリア
最新コメント
[09/15 なべ]
[09/08 なべ]
[08/26 なべ]
[05/19 ただのDD]
[05/18 ただのDD]
[05/17 ただのDD]
[05/15 なべ]
[05/14 なべ]
[05/05 ただのDD]
[05/05 ただのDD]
[05/05 ただのDD]
[05/03 ただのDD]
[05/02 ただのDD]
[05/02 ただのDD]
[04/24 ローズ信者]
[09/13 ◯ちゃん]
[08/29 なべ]
[08/29 なべ]
[01/08 ◯ちゃん]
[01/02 ◯ちゃん]
[12/03 Tossy]
[11/26 なべ]
[11/23 ブルー]
[11/21 ◯ちゃん]
[11/20 ◯ちゃん]
最新記事
(10/27)
(10/08)
(09/08)
(09/07)
(08/31)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
ろーず
性別:
非公開
ブログ内検索
最古記事
(01/02)
(01/02)
(01/03)
(01/03)
(01/04)
P R
忍者アナライズ