2025/04/30 (Wed)
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2017/04/09 (Sun)
私の履歴書52(83)
就職浪人をしてまで挑んだ公務員試験。昨年は箸にも棒にもかからなかった筆記試験については、クリアすることができたが、今度は面接の試験ではことごとく落とされる結果となった。
公務員試験は、民間と違って、筆記試験を一定以上でクリアとみなすわけではなく、筆記試験の結果+面接試験の結果で合否を決めているので、筆記試験を通ったとはいえ、ラインぎりぎりの点数だったローズが合格できないのも、当然といえば当然だった。
・・・と、理由をつけて、論理的に自分をごまかすことはできるが、どうして面接に合格できないかというと答えは簡単だった。
「売るモノ」が単純になかったからだ。
学科試験と面接試験が違うのは、学科試験には、必ず「選択肢」が用意され、その中に「正解」が用意されているのだが、面接試験の場合は、そもそも「選択肢」が用意されていない。
選択肢となりうるのは、自分自身の経験だ。「サークルで部長を務めた」「勤め先のバイトを4年間継続した」「学校の勉強に打ち込み、成績が非常に良かった」
その選択肢はなんでも良い。なんでもいいから、相手の希望に沿う、自分自身の持っている経験で一番マッチするものを話せばいいのだ。
しかし、今までに相手が望む経験を「してこなかった場合」その面接試験は、ほぼ詰んでいる。学科試験ならその場で一生懸命頭をひねって答えにたどり着ける可能性もあるが、選択肢(経験)を作るには、時間が必要だからだ。
「周りに合わせるの面倒で一回大学やめました」「放送作家やってみたけどいまいちだったので一年でやめました」「民間企業受けようと思ったけど、面倒なのでやめました」と、いう手持ちのカードしかない私がどうしたら受かることができるのだろうか?
「人の役に立ちたい」
「じゃあ、今までにどんなことしてきたの?」
「とくにしていません。」
そんなことが本当に本人にやりたいことのわけがない。
後々、転職エージェントとして、多くの人と面談し、志望先の企業や業種の条件を教えてもらう立場になった時に気づくのだが、その人が言っている「言葉」と「行動」に整合性がある人はかなり少ない。
最近の若い学生を見ていると、上記のことに気づいていない学生が非常に多い。確かに学校で勉強をして単位を取得することは、「目に見えやすい」ので頑張りやすいという面もあるのだが、実際に現場に入った時に、必要な「経験」を「育成」してくれる職場は、ほぼ皆無である。
若いころの苦労は買ってでもしろ。と、いう言葉があるが、まさにその通りで、リーダーになる経験や、未経験の分野で失敗をする経験は、早いうちにどんどんしておいた方がいい。特に、「良い企業に入りたいな」だったり「特別やりたいこと」があるならなおさらだ。
「リーダーなんかしても良いことないし。」「まだ下手だからそういうのは早いし」と、思っている時点で自分の道を消してしまっている。自分の人生を形作っているのは、自分の「意思」なのだ。
良く面接対策にテクニック本などがあるが、あんなものは、はっきり言って意味が無いと思う。もちろん、今あるものをよりよく見せる技術は確かに必要だが、そもそも、見せるための「素材」が無いのに、売るものを作れるはずがないのだ。
どんな名料理人も材料が無ければ料理を作れないし、どんな名野球選手でも、バットが無ければヒットを打つことができないことと同じだ。
わざわざ遠回りして、苦労してきてまで教えてもらえた答えは、「今までの君のやり方はダメだったよ」と、いうことを教えてもらえたっことだけだった。
本当は夏くらいまでに新しい就職先を決める予定であったが、夏が終わっても就職先は見つからず、季節は秋へと向かっていく。
公務員試験は、民間と違って、筆記試験を一定以上でクリアとみなすわけではなく、筆記試験の結果+面接試験の結果で合否を決めているので、筆記試験を通ったとはいえ、ラインぎりぎりの点数だったローズが合格できないのも、当然といえば当然だった。
・・・と、理由をつけて、論理的に自分をごまかすことはできるが、どうして面接に合格できないかというと答えは簡単だった。
「売るモノ」が単純になかったからだ。
学科試験と面接試験が違うのは、学科試験には、必ず「選択肢」が用意され、その中に「正解」が用意されているのだが、面接試験の場合は、そもそも「選択肢」が用意されていない。
選択肢となりうるのは、自分自身の経験だ。「サークルで部長を務めた」「勤め先のバイトを4年間継続した」「学校の勉強に打ち込み、成績が非常に良かった」
その選択肢はなんでも良い。なんでもいいから、相手の希望に沿う、自分自身の持っている経験で一番マッチするものを話せばいいのだ。
しかし、今までに相手が望む経験を「してこなかった場合」その面接試験は、ほぼ詰んでいる。学科試験ならその場で一生懸命頭をひねって答えにたどり着ける可能性もあるが、選択肢(経験)を作るには、時間が必要だからだ。
「周りに合わせるの面倒で一回大学やめました」「放送作家やってみたけどいまいちだったので一年でやめました」「民間企業受けようと思ったけど、面倒なのでやめました」と、いう手持ちのカードしかない私がどうしたら受かることができるのだろうか?
「人の役に立ちたい」
「じゃあ、今までにどんなことしてきたの?」
「とくにしていません。」
そんなことが本当に本人にやりたいことのわけがない。
後々、転職エージェントとして、多くの人と面談し、志望先の企業や業種の条件を教えてもらう立場になった時に気づくのだが、その人が言っている「言葉」と「行動」に整合性がある人はかなり少ない。
最近の若い学生を見ていると、上記のことに気づいていない学生が非常に多い。確かに学校で勉強をして単位を取得することは、「目に見えやすい」ので頑張りやすいという面もあるのだが、実際に現場に入った時に、必要な「経験」を「育成」してくれる職場は、ほぼ皆無である。
若いころの苦労は買ってでもしろ。と、いう言葉があるが、まさにその通りで、リーダーになる経験や、未経験の分野で失敗をする経験は、早いうちにどんどんしておいた方がいい。特に、「良い企業に入りたいな」だったり「特別やりたいこと」があるならなおさらだ。
「リーダーなんかしても良いことないし。」「まだ下手だからそういうのは早いし」と、思っている時点で自分の道を消してしまっている。自分の人生を形作っているのは、自分の「意思」なのだ。
良く面接対策にテクニック本などがあるが、あんなものは、はっきり言って意味が無いと思う。もちろん、今あるものをよりよく見せる技術は確かに必要だが、そもそも、見せるための「素材」が無いのに、売るものを作れるはずがないのだ。
どんな名料理人も材料が無ければ料理を作れないし、どんな名野球選手でも、バットが無ければヒットを打つことができないことと同じだ。
わざわざ遠回りして、苦労してきてまで教えてもらえた答えは、「今までの君のやり方はダメだったよ」と、いうことを教えてもらえたっことだけだった。
本当は夏くらいまでに新しい就職先を決める予定であったが、夏が終わっても就職先は見つからず、季節は秋へと向かっていく。
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