オタロードの周辺に
飲食店が増えましたね。





ステーキのタケルに、
カレーうどんの得正に、
横浜家系ラーメン等々・・・。

端から端まで歩くと
かなり街並みが変わっています。

お好み焼きの老舗の
千草がライスドッグのお店になってたり。

冷静に考えると
あれだけの一等地に個人経営のお店を
昔ながらの手法で経営してたら
もったいなかったですよね。＼(＾o＾)／

ポンバシは、昔に比べて
結構人が増えたような気がします。

あれだけ一生懸命町興しとして、
メイドさんを担いでいましたが、
街を支えたのは「萌え」なんかじゃ
決してなかったみたいですね。

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と、いうことで
時間が経ってしまったのですが
前回の人材業界から見るメイド喫茶。
の、続編記事です。

変わりつづける時代と街並みに
企業はどう挑んでいけば良いのか？

今回は採用した人材を
いかに「育成」していくのか？
が、テーマとなります。


企業の声として
今とかく上がっているのは、
第１に人が取れない。
第２が採用しても育たない。
と、いうのが悩みの種みたいです。

確かに育成って難しいですよね。

辞めない前提の正社員ですら、
今は３０％が辞めてしまう厳しい現代。

ゆとり教育の非競争社会で
育った彼らにとっては、
社員でもないアルバイトなんて
ただただお金を稼ぐための時間なんです。

社会人のための経験を積もう。
お客様の笑顔を通じてやりがいを感じよう。
なんて、気持ちは一切持たずに入社することが
デフォルトなんです。

そんな彼らに
「もっとお客様とお話ししてほしいな」
と、伝えてもそもそも
「なぜ」話さなくちゃいけないか。

話すなら話すで
「どう」話したらいいのか？
が、わからないんですよね。

今回は、仕事に対しての職業観の醸成や
辞めないためのメンタルケア的な話ではなく、
「技術的」にメイドの仕事を科学してみたいと思います。

頑張れ、頑張れというけれど、
一体何を頑張れば正解なのか？

良い接客ってなんだろう？
どこにメスを入れれば、
「良いメイド」になれるのでしょうか？

今回は７つの習慣で有名な
フランクリン・コヴィーの
時間管理のマトリクスを使って
自身の行動を分析してみましょう。

これを読んでるご主人様は、
自分がメイドになったつもりで
これからの課題をこなしてみてください。

これを読んでる奇特なメイドさんは、
自分のいつものお給仕姿をできる限り
思い浮かべながらやってみてください。

普通だったら１万円は
下らない研修ですよ。＼(＾o＾)／

それではより良いメイドを目指して
一緒にがんばりましょう。＼(＾o＾)／


STEP1

まず、自己の仕事を客観的に認識しましょう。

おうちにポストイットがあれば
それと筆記用具を準備してください。

それがなければなんでも良いので
Ａ４用紙くらいの白紙を用意してください。


STEP2

次にお給仕中に自分がしている行動を
５分間でとにかく思いつくだけ書いてみてください。

例えば、
・オーダーを取っている
・ドリンクを作っている
・掃除をしている
・ぼーっとしている
・電話対応をしている
などなど。

別に正解はありません。
お給仕中に自分がしている行動を
全部書き出してみましょう。


よーい。
スタート。


STEP3

次に今書き出した行動を
４つに分類をしてみましょう。

正確に分類することはありません。
考え方によって変わります。

重要なのはとにかく
今出した行動を「考えて」
分類をしてみるという行動です。


①緊急かつ重要な行動
例：ドリンクを作っている

②緊急ではないが重要な行動
例：お客さんとしゃべっている

③緊急だが重要ではない行動
例：電話対応をしている

④緊急でも重要でもない行動
例：メイドさん同士でしゃべっている


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さぁ、ここまで
読んでいる人はいるのでしょうか？

そして真面目に分類わけを
した人はいるのでしょうか？＼(＾o＾)/

正解、というわけじゃないですが、
私がやってみた分類は以下のような感じです。

①緊急かつ重要な行動
・お出迎えの挨拶
・お見送りの挨拶
・席案内
・ルール説明
・ベル対応
・オーダー取り
・料理提供
・ドリンク等作成
・チェキ撮影
・清算


②緊急ではないが重要な行動
・新規のお客さんとしゃべる
・久々のお客さんとしゃべる
・イベントの告知（店内）
・イベントの告知（web・外部）
・チェキのお絵かき
・チェキ・特典の後日渡し
・ビラ配り
・ポイントカード作成
・イベント立案
・イベント準備
・店内掃除・飾り付け
・メイドさんの研修・育成


③緊急だが重要ではない行動
・落下した食器の片づけ
・常連さんのクレーム対応
・電話対応
・常連さんの過剰な絡み対応
・上司への報告
・切れた食材の購入
・両替


④緊急でも重要でもない行動
・メイドさん同士でしゃべっている
・ぼーっとしている


上記の分類は、
お店や個人の価値観によって
変わってくるので何が正解かは
決められるものではありません。

ただ、何が重要かというと、
自分が定められた時間内において
何を「重要」と定めるか。
を、認識することが大事という話です。



①の領域は、
本来ビジネス業界においては、
なるべく無い方が望ましいのですが、
飲食業においては多くなる傾向ですね。

そしてみなさんもお分かりの通り、
①の領域が出来ていないお店はアウトですね。

・オーダー取れない
・お出迎え・見送りできない

「時間制限」があるタスクに対して
「世間一般」で考える常識で
対応が出来ないと二度と
お帰りしようとは思いません。

ここができて初めて「普通」になれますね。


そして次の②の領域。
ここが一般的に「できる」人と
できない人の違いになります。

②の領域は、正直やらなくても
即座に問題が生じる内容ではありません。
誰かに怒られることもありません。

だから、ついつい後でいいや。
と、後回しになってしまうんですが、
そこをやっていないと「いざ」という時に
「差」となって表れてしまうのです。

ここを認識しているかしていないか。
が、勝負ですね。

出来るメイドさんは、
「今」だけじゃなく未来を見越して
限られた時間の密度を高めています。

緊急性が高くない仕事も
すごい勢いで積極的にこなしています。
「だから」人気があるのです。

しかし、出来ないメイドさんは、
未来を考えず「今」を楽に生きたいので
ついつい④のような行動をしてしまいます。

確かに何もしなくても良いなら
何もしないに越したことはないですが・・・。

そして③の領域は、
できるだけ減らしたい領域になります。

②をやろうと思ってるのに
なかなか時間がないんだよな・・・。

と、いう人は、③の領域を
減らしていく必要があります。
無駄な仕事を洗い出し、
必要な業務に時間を投入すべきなのです。


後は、最近のメイドさんのシフト削減が
どこのお店も顕著ですが、
これはまったく逆の行動です。

①の業務に忙殺され、
②の業務を行っていないから、
新しいお客さんが増えず
客単価も上がらないのです。

②の業務の大切さを認識し、
お客さんが少ない時でも
この業務に時間を投下すれば、
それはいずれ回収できるのです。

参考サイト
http://www.franklinplanner.co.jp/system/important.html


深夜に酔っぱらって書いてるので
なんか変だったらごめんなさい。＼(＾o＾)/

では、次回。

「お客さんと話す」というけど、
どうやって話したら効果的なのか？
の、マニュアル作成を、
ハイパフォーマーの行動から見た
「行動科学」の話に繋げていきましょう。

お正月、思ったより遊んだので
全然ブログ書けませんでした。＼(＾o＾)／

次回は、ＧＷくらいかな？
お楽しみに。＼(＾o＾)／